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2013年08月29日
「ユキフラン佐藤」 京都・祇園・日本料理
８月に開店したばかりの割烹です。
長く伸びたカウンターのみ。
店主の佐藤功一さんが一人で調理もサービスもまかないます。
まずは椀物からスタートです。
スッポンの味がどんどん濃厚になり、
最初と最後では味わいに変化があります。
鱧の湯引きにミョウガの天ぷら。
この合わせがなかなかいい感じです。
イチジクの酒蒸しに胡麻だれ。
この組み合わせはよくあるのですが、オリジナリティがあります。
鮑は塩と肝ソースで。
これは旨いに決まっています。
やんわりとした歯ごたえのあとに磯の香りと旨みがやってきます。
生姜の天ぷら。
これも素敵な甘みと苦みのバランスよしです。
「新生姜の季節は、もっと甘かったのです」とのこと。
目板かれいの薄造りにウニ。
これも直球勝負の旨さです。
ちり酢と醤油の二本立て。
鮎の一夜干しに干しトマト。
このトマトが凝縮した鮎ととても素晴らしい相性。
ここから地鶏の小鍋仕立てが続きます。
胸身でその柔らさかを楽しみました。
次はもも肉とみょうが。
歯ごたえを楽しむのです。
つくねはふんわり柔らかく見事でした。
鶏の三段活用です。
いったん鶏のあまから煮を挟んで。
締めは鶏の素敵な出汁ににゅうめんです。
トマトのシロップ漬けです。
この日はご飯なしです。
コースの組み立ても非常にユニーク。
大将のキャラクターも魅力的です。
また近いうちに訪れたいです。
「ユキフラン佐藤」
京都市東山区新橋通花見小路東入ル南側2軒目 八百平ビル1階奥
075-531-3778
投稿者 geode : 01:58
