« | メイン | »

2011年02月09日

「Frederic Simonin(フレデリック・シモニン)」 フランス・パリ・レストラン

パリ最終日のディナーです。
ジョエル・ロブション出身のシェフ、フレデリック・シモニンが
満を持してオープンさせたレストランです。
南谷桂子さんのお薦めでした。

アミューズは
フォアグラにポルト酒のジュレ、パルメザンチーズの泡です。

11020969.jpg
飲み口は軽やかですが、
味わいはストレートに胃袋に染み込んでゆきます。

前菜は3種類、選びました。

まずは

11020970.jpg
蟹の登場です。

続いて

11020972.jpg
野菜。

そしてもう一つが

11020975.jpg
ウニです。

それぞれの食材を分析、分解し、
一皿に再構築して出来上がったメニューで、
どれも素敵な味わい。

メインも3種類です。

最初はサン・ピエール(まとう鯛)の香草風味です。

11020976.jpg
コリアンダーの香りが立ち上るのです。

もう一品は、仔羊です。

11020978.jpg
火の入り方や香りの立ち方が素晴らしかった。

そしてジャガイモのピュレ。

11020979.jpg
これはロブション仕込という感じで、
ジャガイモの香りや味とバターのうま味のコラボレーションです。

メインのキジです。

11020981.jpg
食感つまり肌理の細かさと味の深みに、グッときました。

デザートも凝っています。

11020988.jpg
金星のようなデザイン。

チョコレートの球。

11020989.jpg
それを割ると、

11020990.jpg
中にも再びチョコレートです。

器のへこみ加減も面白い、

11020991.jpg
アイスクリーム。

ラストに

11020993.jpg
エスプレッソ。

プティフールも、

11020994.jpg
チョコレートの一種。

厨房に入れていただきました。
シェフのフレデリック・シモニンさんが

11020999.jpg
手長海老を見せてくれました。

続いて

11020903.jpg
ヨーロッパ種の鰻です。

素材の持ち味について質問したのですが、
生の素材に自分なりの火入れや調理を施したものが、
その素材の持ち味だと話してくれました。

11020961.jpg

Frederic Simonin
25 RUE BAYEN 75017 PARIS
01 45 74 74 74

投稿者 geode : 02:31