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2010年09月13日

「岩さき」 京都・御池釜座・日本料理

スイス人ジャーナリストが
「日本料理」について取材するということになり、
京都の「岩さき」に同行しました。

スタートです。
焼き目の穴子と丹波シメジ、おくらのみぞれ酢かけ。

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適度な酸味と穴子の美味しさの出合いが
食事の始まりを告げるのです。

煮物椀は、
蓮饅頭で鰻、百合根などが入り
白木耳が沿えてあります。

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ダシの旨さに椀種のコクがどんどん入ってゆきます。

造りを盛り付けるのは

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ご主人・岩崎義則さん。
清々しい。

造りは、金目鯛にシマアジです。

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ねっとり脂の乗ったシマアジは見事。

焼き物はスズキの油焼きです。

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香ばしさと旨さの競演は、
舌を押さえ込む力があります。

そしてここへ

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甘く滴る、イチヂクの白和えをはさんでます。

鍋に移ります。

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子持ち鮎、冬瓜などが入ります。
この鮎はびっしり子が入り、

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それが食感とともに素晴らしい。

すっぽんのだしで炊いた

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ちりめん山椒。

御飯が炊き上がりました。

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輝く米粒も幸せです。

香の物と

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お味噌汁も供され、ほっとしました。

自家製わらび餅に

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巨峰、梨です。

スイス人ジャーナリストも感動の連続であったようです。

素晴らしく安定感のある一夜でした。

岩さき
京都市中京区釜座通御池上ル723
075-212-7800

投稿者 geode : 02:11