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2009年06月12日

「河久」(かわひさ)  京都市・木屋町御池・和洋折衷

京都の「河久」(かわひさ)は、僕に京料理の扉を開いてくれた店です。

この日は、元出版社の役員、デザイナーと三名で。
二人とも、二十年振りの再訪だとか。
もちろん以前のカウンターのみの店しか知らないので、
建物が立派になり川床までとは、驚いた様子でした。

お通しはじゅんさいです。

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芥子が効いていました。
これで胃袋の準備オッケイです。

定番ともいえる春巻きと手羽先、ぎんなんです。

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春巻きは中に牛ミンチ、安心の味わい。

賀茂茄子の田楽。

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いよいよシーズンを迎える賀茂茄子。
これも定番といえる一皿です。

アスパラガスの塩焼き。

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レモンを振ると、さっと酸味が走り、
良い感じとなります。

鮎の塩焼き。そろそろ出番です。

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香ばしさとはらわたの苦味が魅力です。

ポテトサラダも頼んでしまいました。

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豚の角煮。これも「河久」ならではの味付け。

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濃厚なのですが、サクッといけます。軽やかです。

締めは鱧のフライをウスターソースで、白ご飯と一緒です。
これが好みです。
二代目が「鱧はパン粉を付けて揚げさせて頂くことも可能です」と
言って下さり、それを食すことにしました。

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久し振りの訪問でしたが、ホントに安定した味わい。
気分もリラックス。

文学者との対話は、示唆に富む内容が詰まったもので、
メモしたいものばかりでした。
刺激をうけた宴となりました。

河 久(かわひさ)
京都市中京区木屋町御池下ル上大阪町518
075−211−0888

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

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投稿者 geode : 02:00