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2025年10月27日

「サケトコロ タナカ」 京都・室町仏光寺・居酒屋

京都は室町仏光寺東入の小路地に
2023年11月開店した居酒屋「「サケトコロ タナカ」

店主は田中融さん
20歳代後半から魚屋で働き、市内の料理店で料理を覚え独立。

 

すっきりしたカウンターのみ。
メニューは単品での注文、ありがたいシステム。

 

まずは突き出しの「クラムチャウダー」

干し貝柱の出汁の白味噌仕立て
長芋 結構食感あり。意表をついた表現である。
一気に寒くなったので身体が温まる。

 

マグロの卵黄醤油漬けがおすすめと同行者
それを注文すると田中さんが「これは本マグロですが、今日はキハダマグロのいいのが入っていますので、それは普通の醤油で召し上がってください」とのこと。

まずはキハダマグロ

肌理の細かさと香り。
口中の温度で味が増してくる。

 

卵黄醤油漬けは、一気にコクと濃厚さが生まれる。

白ごはん必至と思っていると、さりげなく白ごはんが登場。
素晴らしい。白ごはんとの相性見事である。
残ったタレはご飯にかけてかっこむ。
これがいいのだ。

 

かにコロッケが田中さんのおすすめ。

これには驚いた。
中に存在感を示すのが足あかえび。つなぎが甘海老。
コロモには芝海老の殻をすりつぶしたのを混ぜる。
ザクっとした食感に海老・えび・エビ。
傑作である。

 

締めには鉄火巻き

づけにしたのを白ネギと一緒に巻く。
迫力満点だ。

 

 

どの料理も潔く食べる側を満足させる力がある。
再訪必至だ。

 

 

「サケトコロ タナカ」
京都市下京区仏光寺通室町東入釘隠町242
075-746-6351

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.12:一汁一菜と酒肴で新たな“昼風”を吹かせる岡山市『あまおと』
★門上武司の旅vol.13: 地元の幸と旨い肉で最良のひと皿に。岡山市『ラボッカ』

 

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:11