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2025年10月10日

「麺処まつ本」 大阪・豊中・麺処

阪急豊中駅すぐにある「麺処まつ本」

午前11時開店。
この日は11時20分ぐらいに入店したが、ほぼ満席。
常連の同行者に聞くと、「12時過ぎると昼ごはんのお客さんで混むので、地元の人が早く来られるのです」とのこと。
これは地元の人たちに愛されていることが分かる。

 

メニューは一品ものから、うどん、そば、丼ものなど多彩である。

麺処ではあるが、街の食堂というニーズも満たしているという感じ。

 

同行者おすすめの焼豚

焼豚と書かれているが煮豚である。
非常に優しい味わい。
いわゆる広東風の蜜を表面に塗って焼き上げるタイプではなく
じっくり煮込むスタイル。
豚のうまみと出汁の味の融合だ。

 

天ざる

蕎麦は十割や二八と異なる喉越しの良さ。
天ぷらも海老を中心に野菜もあり、天ざるのスタンダード。
このスタンダードが大切だ。
いわば、多くの人たちに愛される味ということ。
これをベースにあとは、好みによって左右される。

 

かつ丼

これは卵でとじるタイプではなく、甘辛だれに潜らせたスタイル。
カツの味を強調、白ごはんとの相性もいい。
いわゆるタレカツ丼やソースカツ丼というタイプに近い。
このスタイル、じわじわ広がっていると感じている。

 

きつねうどん(画像忘れ)

やや平うち、讃岐系ほど硬くなく、大阪風ほどクタクタではない。
ちょうど柔らかな歯応え。
出汁はしっかり、揚げはしっかり甘味あり。
この甘さはクセになりそうな感じ。

 

卵焼き

出汁がきっちりきいている。

 

 

まだまだ食べたいメニューはあったが、それは次回に。
食後、次々とお客さんが入店。
街には欠かせない一軒。

 

 

「麺処まつ本」
大阪府豊中市玉井町1-3-12
06-6841-3115

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.10:福井『ル ジャルダン』へ。“福井キュイジーヌ”へと舵を切った世界王者の店
★門上武司の旅vol.11:地元愛に溢れ「福井前」の芽生えを感じさせる寿司店、福井『鮨処 海月』

 

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00