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2025年10月09日

「肉とワイン OHMA」 山形・七日町・フランス料理

山形市の繁華街・七日町にあるフランス料理店「OHMA」
「肉とワイン」というサブタイトルがある。

基本はアラカルトだが、コースもあり。
オーナーシェフの岩本文平さんは「フランス料理の入口として楽しんでもらえればいいなと思っています」と。

カジュアルなビストロで供されるような料理が並ぶ。
街中華ならぬ街フレンチという感じである。
カウンターと個室のテーブル席。
今回はテーブル席。

 

シェフに任せてコースにしてもらった。
 
鴨のリエット

小ぶりながら、鴨の内臓の凝縮感を味わう。
ワインというキャッチに頷く。

 

右からブリオッシュ フォアグラのパテ 白肝のコンフィ

まさにカジュアルなメニュー。
今回はコースにしたが、これらをつまみながらメニューを組み立ててゆくのも楽しいだろうなと想像を膨らませる。

 

秋刀魚と茄子のパテというかミルフィーユ仕立て

これは日本ならではの構成。
季節感あふれる味わい。
秋刀魚の味わい、脂の感じと茄子。
茄子は脂との相性すこぶるよし。
味の深みは当然のこと、理由もしっかりの一品。

 

次に現れたのが狸のシヴェである。

横にはその狸の頭部の骨。
狸はジビエ特有の匂いはなく、むしろさっぱり、噛むとシヴェと相まってでうまみが増してくる。
付け合わせもピュレのみと潔い一皿。
こんな料理に出会うのも旅先の楽しみ。

 

そしてシストロンの仔羊

香りと味わいはすっきり
白インゲンとの煮込みも王道。

 

これで終了かと思っていると、その日の食材を使ったカレー

スパイスの効きも程よく、フランス料理人が作るカレーという感じがする。

 

デザートは栗のクレームブリュレ

確かに栗の風味がたっぷり。

 

 

次回はカウンターでシェフと話しながら色々食べたいと思う。

 

 

「肉とワイン OHMA」
山形県山形市七日町2-1-25
070-9009-3032

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.10:福井『ル ジャルダン』へ。“福井キュイジーヌ”へと舵を切った世界王者の店
★門上武司の旅vol.11:地元愛に溢れ「福井前」の芽生えを感じさせる寿司店、福井『鮨処 海月』

 

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00