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2025年09月26日
「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食
テーブル席に男性4名が揃う。
年齢の合計はほぼ300歳
元フランス料理人、作詞家、精肉店主、そして僕だ。
まずはこの日の牛肉を見せてもらう。
近江牛21歳経産牛 なんと17回お産
人間の例えると100歳に近い牛。
これを手当した「サカエヤ」の新保さんも
「この年齢の牛を扱うことは今後ないかも…」と。
続いて熊本阿蘇の草原あか牛
雄の去勢29ヶ月飼育
色の具合が魅力的。
そして北海道十勝若牛
14ヶ月飼育 これも雄の去勢
始まりがほうれん草の胡麻ソース
これは「洋食おがた」の定番的存在。
気持ちが緩む。
柿の白和え
この季節のレギュラー的な献立
柿の甘さと柔らかなコク。
アジフライ
この日のアジの味わいの膨らみは見事であった。
火入れの凄み、見ているうちにどんどん火が入ってゆく
アジだが、肉厚という表現がぴたりとくる。
自家製ロースハムのサラダ
山田ファームの野菜も生きる。
そして3種の牛肉
なんと撮影忘れ
近江牛21歳経産牛の味わいの濃密なことに驚愕であった。
また十勝若牛は14歳なのに、噛んだ瞬間の弾けるうまみにも驚き。
あか牛はすっきり、キレの良さを感じる。
おそらく3種で250グラム。これをペロリと平らげた。
これがいわゆるA5クラスの牛肉だと、この量は難しかったと思う。
食後は、ハヤシライスを食べ、デザートはマンゴーアイス
これだけ食べても帰りの足取りは軽やかであった。
「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
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森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00