« | メイン | »

2021年08月10日

「亀の池 浪速」 大阪・南森町・鰻

大阪天神橋2丁目
繁昌亭の側にある鰻料理店「亀の池 浪速」

かつて読売テレビが近くにあった時代、
テレビのディレクターとよく訪れた一軒である。

 

鰻の焼き方は、関西風と江戸焼きに大きく二分される。

関西風は腹開き、直焼き。
江戸焼きは背開き、蒸しをかけてから焼く。
それぞれ理由があり、特徴が如実に判る。

「亀の池 浪速」はなんと背開き、直焼き。
さばき方は江戸風、焼きは関西というスタイル。

皮目はパリッという感じではなく、綺麗に焼けている感覚。

タレの味わいは濃厚で、鰻のふっくら感にアクセントを与え
江戸焼きでもない、関西風なのだが独自の食感と味わいを生み出している。

 

白いご飯と出会った時に広がる香ばしさと甘味の一体感は
なかなかのもの。

ご飯にかかるタレのバランスも絶妙で
食べ終わった時の姿が見事である。

 

久しぶりにやってきたが、ここならではの味わいを思い出し
これは時折訪れる店だと思った。

 

 

「亀の池 浪速」
大阪市北区天神橋2-5-10
06-6352-3232

投稿者 geode : 10:00