« | メイン | »

2020年07月28日

「錦 セアブラノ神」 京都・天神山・ラーメン

「セアブラノ神」という店名が素敵だ。
これだけでどのようなラーメンかが分かる。

四条壬生に本店があり、その錦店がこの6月にオープンした。

20072892-copy.gif

背脂に対する探究心、調理は鋭い。

背脂といえば、どうしても脂っこいという印象が拭えない。
ここの背脂はさっぱりとした口当たりと旨みが特徴である。

ラーメン鉢一面を背脂が覆うのだが、この味わいは魅力的だ。


スープは豚と鶏が主体となり、やや濃厚である。

背脂醤油そばと、味玉背脂生姜醤油そばを注文した。

どちらも背脂はあくまでスッキリとした脂感を出し、
醤油の旨みと香りが見事に調和している。
20072889-copy.gif

麺は、さすがの「麺屋棣鄂」。
スープとの絡みも申し分なく、背脂のおかげで温度が冷えにくい。
ずっと熱々のまま食べ続けることができるのだ。

背脂生姜醤油そば
20072890-copy.gif

かすかに生姜が香ることで、風味にふくらみが生まれる。
スープの熱さがキープされるので、味わいながら食べたという感覚を覚える。

背脂の実力を再認識したのであった。

「錦 セアブラノ神」
京都市中京区天神山町270
075-746-3332

投稿者 geode : 01:30