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2019年08月27日

「オルトレヴィーノ」 神奈川・鎌倉・イタリア料理

ドアを開け中に入った瞬間から「あっ、ここは間違いない」と感じてしまう。
まるでイタリアのどこかの田舎町のトラットリアに入ったような気分になる。

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全てのテーブルや椅子、調度品などがアンティークである。
それらの配置、使われた雰囲気などがそういった様子を感じさせる。
席についた途端にホッとした感覚を覚えるのであった。


古澤一記シェフがメニューの説明をしてくれる。
わかりやすい。どれもが魅力的で迷う。

ランチはコースだが、料理の選択肢は多い。

前菜の盛り合わせ。
小玉ねぎにバルサミコ酢
インゲン豆
ナスのマリネ
人参のオレンジ煮など典型的な前菜
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これが滋味という言葉を使いたくなるほどの味わい。

じつは撮影を忘れたのだがレバーペーストがほのかに温かく
見事な前菜であった。これは食いしん坊の知人のおすすめ。

トスカーナ風レバーペースト。
温かさからくる香りや味わいとカリッとしたトーストとのバランスが嬉しかったのである。

パスタはカルボナーラ。黒胡椒の香りが生きる。
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スパゲッティの茹で具合が鋭いなと思うぐらいの硬さ。
そこにソースのクリーミーな感じが絡む。
これまで知っていたカルボナーラへの思いを変えてしまう。

メインは桜肉のカルパッチョ。馬肉である。
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いやあ、まいったな、というのが正直な感想である。
チーズとの相性の良さ。そのコクとの混じり感が見事。

デザートはリンゴのケーキ。
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どっしりと質実剛健で安定感がある。

エスプレッソで締める。
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次回はディナーをゆっくりと、と決めているのだ。

「オルトレヴィーノ」
神奈川県鎌倉市長谷2-5-40
0467-33-4872

投稿者 geode : 01:21