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2026年02月06日
「Droit(ドロワ)」 京都・百万遍・フランス料理
2026年1月30日
レストラン「Droit」は御所東から関西日仏会館へと移転オープンした。

まずはこの建物でフランス料理店を営むことがオーナーシェフの森永宣行さんにとって快挙であり、これからの期待が大きい。
オープンしてまもなく伺った。
大通りからの玄関、建物に入ると次第に気持ちに昂りを覚える。
入ると右手に藤田嗣治の大きな作品に出会う。
木製の大きなテーブルがあり、印象的である。
そこからダイニングで向かう。
左手にカウンター、そこでアペリティフ。
シェフ自らサーブ。言葉を交わす。

そしてテーブルへ。
アミューズ
Beurre de truffe enveloppé de kaki
柿に包まれたトリュフバター
柿の甘さとトリュフバターの香りと脂分の出合いに胃袋がキュッと反応する。
Flan de bardane à la menthe
牛蒡のフラン ミントの香り
季節感と日本の食材へのオマージュも感じる。
Velouté de gingembres aux poivre passion
生姜のヴルーテ パッションペッパーの香り
生姜の香りとプチッと当たる生姜の食感
下に忍ばせた2種の蕪の柔らかな味わいも効果的。
前の「Droit」からの器 パンを乗せる
Foie gras au torchon,kinomé et fleur de colza
フォアグラトーション、木の芽と菜の花の香り
これも日本の食材をフランス料理の文脈にいかに取り込むか。
木の芽、菜の花というこの季節と日本の食材の出会いをしっかり受け止める。
Racine de lotus au dentelle ,sauce au truffes au baie de timut sauvage
蓮根のダンテル(レース仕立て) ソース・オ・トリュフ
野生ティミュットベリーの香り(ネパールの野生山椒の一種)
真っ直ぐに並べる手法はDroit(直線)そのもの。
トリュフの香りはやはり魅惑的。
蓮根をこのようなスタイルで食べたのは衝撃的であり、香りの演出も見事。
Truite en croûte de pâte sesame et algue
Sauce beurre blanc de cidre
鱒のアンクルート 海藻と胡麻の香り シードルビネがーのソースブールブラン
ソースの存在を常に意識し考えるシェフの世界観が伝わってくる。
ビジュアル的な美しさ、パイの焼け具合、ソースのサポートが一体となって食べる側に問いかける。
Canard grillé sur pierre de lave avec cassoulet, sauce au sang
鴨溶岩グリエ 九条葱のカスレ仕立て
ソース・オ・サン
これもまたソースのありようを考える。
肉を焼く。そこにソースの役割を思う。
牛肉の場合、ソースなしで塩だけいいと思うこともあり。
この料理はソースがプラスされ完成という意図をしっかり感じる。
Fromage
フロマージュ
チーズは吉田牧場など5種あり、全て食べる。
Souffle au caramel
キャラメルのスフレ
「森永キャラメル」ですという言葉とともに
スフレの瞬間芸を満喫する。
今回の空間、スタッフの動き、シェフの表情など全てがこれまでとは異なるベクトルであることを強く感じる。
次回の変化が楽しみ、また訪れたい。
「Droit(ドロワ)」
京都市左京区吉田泉殿町8 関西日仏学館1F
075-761-2180
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.16:山村の生産者と訪問者を共に喜ばせるオーベルジュ、徳島『ペルトナーレ』
★門上武司の旅vol.17:鶏に鯛に豚。安住しない新・ご当地ラーメン、徳島『とりとたい 鳴門店』
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube
兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube
堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube
西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00

