2025年06月16日
「明寂-1」 東京・西麻布・日本料理
昨年の11月以来二度目の訪問である。
今回は北海道の和食の料理人と一緒であった。
なにしろ日本料理における出汁の捉え方が素晴らしい。
最初から衝撃は走る。
器にきが置かれ、それを除くとなんと蕪がポツンと入っている。
「海水と水と蕪だけで取った出汁です。蕪の潮汁です。まずは蕪を食べていただき、あとは器を持って出汁をお飲みください」とのこと。
蕪には細かな包丁目が入る。蕪はすこぶる甘さを感じ、塩分の持つ力の大きさを感じる。
後の出汁は蕪の甘さが溶け込み、スッと体内に入ってゆき
「明寂」の世界にいきなり染まる。
投稿者 geode : 10:28