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2024年01月11日

「中国菜 香味」 大阪・西天満・中華料理

忘年会を「香味」で開催した。
主人の矢谷さんにはいつもお世話なっている。

前菜は中国本土の地図の上に盛られていた。

「どうしても自分の縁が強いところの料理が多くなってしまいます。
地図の上に置くと偏りが出ます。今回はできるだけ色々な地方の料理を作ってみました」と。

 冬草と豚肉の細切り
 台湾の腸詰 五香粉
 ジャコとピーナッツ
 大根と醤油
 麩のグルテン 醤油と油
 アヒルの水かき マスタード
 カリフラワー 醤油 鷹の爪
 涼粉 えんどう豆の澱粉 辛いソース
 鉢鉢鶏 ゆでた肉類や野菜の串刺しを辛いソース

というようなバリエーション豊かな前菜から始まる。

 

スープ

上海蟹の身をほぐし フカヒレ
塩と少量のネギ油のみ。
なんとも滋味深い味わいであることか。

 

生クリーム コンスターチ 牛乳

ベシャエメルソースのような存在 冷やして揚げる。
大根を細かく刻み薄い卵焼き 甘口醤油。

 

ラムラック

ピリ辛スパイシーラム
迫力あるが、ラム自体は非常に優しい味わい。
パクチーの香りも生きる

 

ターサイ炒め

干し肉の塩分とコク
ちょっと胃袋をフラットに。

 

おこげ

時間をかけゆっくり仕上げる。
野菜や豚バラなど
油と酢の効いたスープがかかる
油と酢の使い方がポイントのように思う。

 

ご存知 三不粘

砂糖、油、卵、時間と技術の賜物
北京の宮廷の料理。

 

三合泥

大豆、もち米、黒ごま
水と陳皮
四川の庶民的なお菓子。

この2種を食べることは珍しい。
貴重な体験であった。

 

 

矢谷さんの矜持を感じるコースであった。

 

 

「中国菜 香味」
大阪市北区西天満3-6-15
06-6364-2980

 

 

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投稿者 geode : 10:00