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2023年03月17日

「hiroto」 広島・中区富士見町・フランス料理

2月27日
G7サミット記念
ガストロノミー日仏交流 のイベント


仏 シャトー・ドュ・ラ・ゴード「ル・アール」
マチュー・デュビュイ・ボーマルシェフ ミシュラン一つ星
日 フレンチレストラン「hiroto」
廣戸良幸シェフ ミシュラン二つ星
この二人のコラボレーションである。

 

厨房で両レストランのシェフとスタッフが和やかな雰囲気で仕事を進める。
運よくカウンターに座ることができたので、この空気感を味わえることもありがたい。

 

カナッペ

ゆずのマシュマロ
プロヴァンス風クリスティーサーディン
胡瓜とシソの野菜巻き
可愛いという表現がピタリとくるが、味わいはそれぞれ個性あり。
しっかりとした味わい。

 

温かい牡蠣

お酒のブイヨン オリーブオイルとクルミ
牡蠣の苦味をマスキングするようなお酒のブイヨン
これが予想以上に効果を発する。
クルミの食感も素敵だ。

 

冷たい牡蠣

青リンゴのゼリーわさび添えと海苔の泡立て
わさびがよく使われるようになった。
スパイシーではなく直線的な辛味が風味になる。
爽やかさと牡蠣の苦味が柔らかな出会い。

 

山口県産天然フグの白子の備長炭焼き キャビア添え

白鴻の酒粕風味のディルオイルとカリフラワーのソース
このフグは廣戸さんが炭火で焼いたが、その火入れは見事。
キャビアの絶妙な塩分 酒粕風味とディルの取り合わせが素晴らしい。
うっとりする一皿。

 

愛媛県産白甘鯛 ゆり根とシェフのオリジナルソース

ソースはボーマルシェフの仕事だ。
みりん、ポン酢、醤油の合わせ方がエキゾチック
この種のソースは世界を席巻しそうである。

 

愛媛県産鮑と焼きリゾット 肝のエマルジョン 熊本産青海苔添え

鮑と焼きリゾットの融合に肝のほろ苦さがよりそう
全体のバランスが微笑ましい。

 

柚子胡椒ソースの榊山牛フィレ肉 レンコンと山菜こごみ添え

榊山牛のフィレのさっぱりしたこと
牛肉のポテンシャルを感じる。
レンコンも含め咀嚼する喜びを感じる。

 

オリーブオイルムースと日本酒のグラニテ 山椒風味

ふんわり軽やか。
口の中が浄化される。

 

堀田勝太郎商店の抹茶とカシスのフィンガーホワイトチョコレート

これがミニャルディーズ
 

 

それぞれの個性が補完し合う。
これがコラボレーションの楽しみ。

 

そこに清酒がピタリと寄り添う
本州一無濾過純米 合名会社 梅田酒造店

白鴻 四段仕込み純米 盛川酒造株式会社

龍勢 日々綽々 藤井酒造株式会社

株式会社三宅本店 千福 神力

 

 

色々な刺激を受けた料理と酒であった。

 

 

「hiroto」
広島県広島市中区富士見町4-17
082-247-9889

 

 

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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00