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2022年03月01日

「新門前 米村」 京都・新門前・イノベーティブ

3年ほど前の移転を機に「レストランよねむら」から「米村」に。
よろオーナーシェフ・米村泰昌さんの個性を際立たせる料理となった。
店内も以前に比べて小さきなり、米村さんの美学が貫き通される。

スタートは5種類の料理

イカ墨リゾット
白エビのトマトファルシー
松葉蟹のクリームコロッケ
自家製カラスミのカナッペ
抹茶ブリオッシュのサンドウィッチ
米村さんらしい細かな仕事
この五品を食べるだけで、すでに米村ワールドに突入。

 

冬トリュフとハマグリのグラタン

眼の前で米村さんがトリュフをたっぷり削る。
トリュフは下の熱々のグラタンの温度で香りが匂い立つ。
ハマグリが持つエキスとトリュフの相性の良さ。

 

平目 マグロ サワラのカルパッチョ

この盛り付けのセンシティブなこと。
ビジュアルの美しさに呼応する味わい。
魚介にウニやキャビア、キノコなど間違えば下品な印象を与えるが
そこが米村さんの腕とセンス。見事な着地である。

 

旬野菜いろいろ

京野菜 堀川ごぼう 小蕪 椎茸 九条ネギなど
火入れすることで味わいに膨らみが生まれる

 

なまこ このこ このわたの冷製パスタ

珍味満載のパスタ
一気に和のテイストは浮上する
このようなパスタは米村だけ。

 

伊勢海老のブイヤベース

具材を入れ、適度なところでチーズを入れる
まさに贅沢なスープ。
甲殻類の旨味が詰まった一品。

 

もずくにパッションフルーツのソルベ

この合わせ方には参った。

 

黒毛和牛

これは米村さんらしいというか定番の肉料理
京都牛 フィレとカイノミ
安定感のある味だ。

 

締めカレーが素敵だ。

 

デザートはまるで玉手箱

金柑のオンポート バニラアイス ココアのジェノワーズ
イチゴのパンナコッタ キャラメルソース
チーズケーキ
シャンパンとイチゴのソルベ
ちょっとかためのシュークリーム
レモンのマドレーヌ
琥珀糖

 

ハーブティー

 

 

久しぶりであったが、ますます米村さんの世界が構築された料理になっていた。

 

 

「新門前 米村」
京都市東山区新門前通花見小路東入梅本町255
075-533-6699

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

 ★ 【新着】和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)

https://youtu.be/QkyHq9tKuNc

辻 邦浩(音響空間デザイナー)

https://youtu.be/fxhUtkse7Jo

輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)

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新保吉伸(精肉店サカエヤ)

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赤井勝(花人/かじん)

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梶高明(梶古美術)

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中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)

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村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)

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 ======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00