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2016年07月29日

「HOGO DESNOYER ユーゴ・デノワイエ 恵比寿店」 東京・恵比寿・肉料理&販売

「HOGO DESNOYER ユーゴ・デノワイエ」。
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パリで人気のお肉屋さん。

NYタイムスが「世界一のお肉屋さん」と称したことでも名高く、

パリの一流店がこぞってここからお肉を仕入れる。

そのショップ&レストランが昨秋恵比寿に開店した。

1階は肉の販売と食事、2階がカジュアルなビストロ。

この日は、2階での食事となった。

テーブルに座ると女性スタッフがメニューを渡し

「まずお飲み物はいかがなさいますか?」と。

オーダーを済ますと「メインのお肉には、専門のスタッフがやってきますので、

しばらくお待ちください」とのこと。

前菜というかここの名物・カルパッチョとグリーンサラダを頼む。

メニューを見るとブーダンノワールなど魅力的な料理が並んでいるが、

ここはメインのお肉をがっつり食べることにした。

そしてお肉専門スタッフがやってきた。

「どのぐらいお召し上がりになりますか?」

「二人で300グラムぐらいですね」

「阿蘇のあか牛のアントレコートがちょうど290グラムです」

「ではそれにします」とすんなり決定。

「阿蘇のあか牛はいいでね」

「こちらでは井さんという生産者のを使っています」と。

なんと井さんは、今年度辻静雄食文化賞の受賞者であり、

先日お目にかかったばかりで、「あまから手帖」に次号(9月号)で取材班が出かけている。

なんという偶然。うれしくなってきた。

カルパッチョが届く。
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鮮度の良さと、あっさりした味わいに、これぞカルパッチョという思いを強くする。

サラダもグリーンがいっぱい。
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さて井さんのアントレコートである。
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290グラムはなかなかの迫力がある。

山葵が添えられている。

脂身もあるが、それがすっと喉から食道に消え、甘味だけがふんわり残る。

お肉は、ほどよい弾力で香りの魅力がいい。

なんだかするりと胃袋に収まってゆくのだ。

噛むというより甘い液体を飲んでいるような感覚に陥るのであった。

付け合せのポテトフライ。
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すっかり満足。お肉を食べるという実感を味わったのである。

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「HOGO DESNOYER ユーゴ・デノワイエ 恵比寿店」
東京都渋谷区恵比寿南3-4-16 アイトリアノン 1F・2F
03-6303-0429

投稿者 geode : 00:58