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2016年05月30日

「開化堂カフェ」 京都・河原町七条・カフェ 

「開化堂」といえば茶筒で名高い京都の店である。

茶筒が有名なのだが、コーヒー店でもこの茶筒を

コーヒー豆の保管用に使っているとことも多い。

その円柱形のフォルムの美しさ。
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密閉率の高さ、蓋が自重で締まってゆくのだ。

そんな「開化堂」が5月21日、河原町七条上るに「開化堂カフェ」をオープンさせた。

元市電の修理場であったという。

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外観はレトロな雰囲気をそのまま残す。

中は天井が高く、抜けのある空間がじつに心地がよい。
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店内にディスプレイされた開化堂の茶筒がなんとも眩しい。
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それが並ぶだけで空気感が変わる。

ここの豆は珈琲焙煎人と呼ばれる中川ワニさんの豆が揃うのである。

なんと中川ワニさん、コーヒーファンからのリクエストが多い焙煎人。

なかなかワニさんの豆に出会うことがレアなので、これは吉報である。

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その一杯。
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苦味を適度に感じ、その奥から品のある香りや甘味、酸味がおいかけてくる。

いいですね。

裏庭もあり。
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ここから見るビルの姿もとても絵画的。

気分が一気に和む瞬間である。

とにかく空間のみごとな仕上がりとワニさんのコーヒー。

通いたくなる一軒が誕生した。

「開化堂カフェ」
京都市下京区河原町七条上る住吉町352
075-353-5668

投稿者 geode : 01:49