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2016年01月12日

「ラ メゾン ドゥ グラシアニ神戸北野」 神戸・北野・フランス料理

神戸・北野・異人館通り。

この文字面だけで、独特の雰囲気は漂ってくる。

京都・祇園や大阪・北新地、大阪・新世界という
文字というか場が持つエネルギーのようなものを感じる。

おまけにこの「ラ メゾン ドゥ グラシアニ神戸北野」は洋館のレストランだ。
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二代目シェフの 金丸直樹さん。

端正な料理を作る。

この日はお菓子仕立てのアミューズから。
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マカロンはバスクの生ハム。

エクレアはフォアグラが入る。

フロマージュ・フレである。

なんとも可愛いスタイルだが、結構味わいはインパクトあり。

淡路産車海老のミキュイ オシェトラキャビア アボカドクリーム。
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皿に対する盛り方は、いかにも時代の姿。

圧巻は、シャラン産鴨とフォアグラのパテショー ソースペリグー。
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パイ包み焼きである。

パイの焼き色はしっかり。

ソースの輝きも申し分ない。

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こういった料理に出会うとなんだかほっとしてしまう。

もちろん、時代の流れを映し出す料理もいいのだが、
どこかに古典的な料理に対する憧憬が気持ちの中に眠っており、
それを呼び起こしてくれるのかもしれない。

クエのポッシェ コンソメ ちぢみ法蓮草。
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コンソメの味わいも懐かしい。

フランス産仔牛のロティ
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この焼き加減も胃袋をアタックする。

盛り付けはあくまで可愛い。
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小さなデザート
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フランボワーズの一品。
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コーヒー
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美しい盛り付け。

皿の中は、縦の流れを意識しているのかと感じる。

「ラ メゾン ドゥ グラシアニ神戸北野」
神戸市中央区北野町4-8-1
078-200-6031

投稿者 geode : 01:39