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2014年08月12日

「ごだん宮ざわ」 京都・東洞院万寿通・日本料理

この7月14日、「じき宮ざわ」が新たな暖簾をかかげた。

東洞院万寿通上ルの「ごだん宮ざわ」である。

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入口横に個室一つあり。

奥にすっきり伸びたカウンター。

帆立に入れらた包丁目が細やか。
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口に含んだときの崩れ方がやわらかい。
ずいきにトマトのジュレがかかる。
適度な酸味がうれしい。

お椀は鱧のくずたたきに蓮根饅頭だ。
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前夜「最近鱧のくずたたきが出るところ少なくなったね」
と話していたところであったので、
その仕事振りが印象的であった。

蓮根饅頭のねっとりした感じもいいな。

造りは鯛。
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一日寝かしてあるということ。
うま味が乗っていた。

この季節の鯛は難しいが、これは見事。

焼きとうもろこし豆腐。
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「じき宮ざわ」のやき胡麻豆腐とは趣向がちがう。

中はかなり熱いが
ふわっとした歯ざわりと甘みは興味深い。

十割蕎麦にからすみがけ。
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からすみのうま味と蕎麦の相性よし。

加茂茄子と冬瓜、万願寺唐辛子の小鍋仕立て。
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やはり加茂茄子が美味。
万願寺の香りも効いている。

土鍋で炊いたご飯の炊き上がったところ。
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水分は少し多め。

香の物もしっかりあり。
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ご飯は蒸らしが終わり、食べごろである。
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メロン、スイカ、マスカットに白ワインジュレ。
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爽やかなデザート。

氷の器に入ったくずきり。
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目から涼を楽しむ趣向である。

抹茶をいただく。
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流れるようなコースの組み立て。

宮沢さんは、当分
この店のカウンターに立たれるということ。

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「ごだん 宮ざわ」
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル大江町557
075-708-6364

投稿者 geode : 02:08