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2011年10月02日
「シェ・ローズ」 神戸・北野・フランス料理
京都の「ドゥーズ・グー」、大阪の「イル チプレッソ」と続いた、
拙著「僕を呼ぶ料理店」出版記念食事会、
最後は神戸で開催です。
ゲストは元「ジャン・ムーラン」のオーナーシェフ・美木剛さんです。
美木さんに、料理人としてあるべき姿を語って頂きながら進行しました。
会場となった「シェ・ローズ」のオーナーシェフ・佐藤義明さんは、
「ジャン・ムーラン」卒業生です。
師匠参加の食事会は緊張です。
スタートは、
フォアグラと玉葱マーマレードのラヴィオリ包みポルチーニ茸の香り。
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玉葱はあめ色になるまで炒め、それをフォアグラと一緒に包み込む。
まずはポルチーニの香りを愉しみ、その後のインパクト。
威勢の良い始まりです。
魚介のタルタル仕立て、サラダ添え。
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伊勢海老、帆立などのタルタルは味わい濃厚です。
野菜との調和で、良いバランス。
トリュフリゾットを詰めた穴子のポワレ、松茸のアクセント。
素敵な一皿でした。
松茸はとうもろこしの粉で作った薄い皮で包み揚げ。
熱々で香り充溢、旨み炸裂です。
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美木さんも「これは旨い」と絶賛!
トリュフリゾットを詰めた穴子も見事。
トリュフと米はいい相性、そこに穴子のコクが絡みます。
長崎産 甘鯛の松笠揚げ、
焼き茄子と秋のキノコ、軽いバターソース。
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甘鯛はうろこ付きでカリッと焼き上げる。この香ばしさがいいです。
バターソースのコクも素敵な一品です。
締めは小鴨か仔羊のチョイスでしたが、
僕は仔羊にしました。
仔羊のロティ、プロヴァンスハーブの風味。
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がっつりボリュームありでした。
スパイスのよく利いた仔羊です。
食べ応えありの嬉しいメインとなりました。
デザートは
ガトーショコラ、紅茶のブリュレ、タルト・フロマージュなど
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シェフのスペシャリテが盛りだくさんです。
ラストに
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エスプレッソ。
師匠・美木さんと
オーナーシェフの佐藤さんの、記念撮影です。
「佐藤、また京都に一緒に食べに行こう」
「分かりました。行きます」など
二人であの店、この店に行こうなどと話は盛り上がっていました。
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こんな師弟関係いいですね。
そして、
今回の食事会にご参加いただいた皆様、
佐藤シェフ、
美木さん、
ありがとうございました。
シェ・ローズ
神戸市中央区山本通3-7-25 メゾントーア1F
078-242-1014
最新刊のお知らせです。

門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。
投稿者 geode : 23:11

