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2025年09月03日

「鮨 優羽」 京都・高辻室町・寿司

「鮨 優羽」がオープンしたのは約一年前のこと。
タイミングとチャンスを逃していたが、ようやく訪れることができた。

カウンターに座る。我々以外にも二夫婦の四人組。

 

大将は京都のホテルで働き、それから東京江戸前の名店で腕を磨き
京都で料理長を務め、独立を果たした人物。

 

まずは軽く炙ったつぶ貝が出る。(画像忘れ)
食感と甘味。

 

クロモという海藻、きゅうりも入る

そこに鰻がプラスで鰻ざくとなる。

 

次に出たイワシの海苔巻きがすごかった。

茗荷の酸味もいい塩梅で完成度の高い一品。

 

あん肝と奈良漬を最中ではさむ。

相性はすこぶるよし。
フランス人がフォアグラと奈良漬を合わせ
素敵なメニューに仕上げた。それを思い出した。

 

さあ、ここからにぎりに入るのだが
こちらでは、まず寿司飯を握る。

これがこの店の基本で、ネタによってどう変化するかを楽しんでほしいというサイン。
僕は食後、無理を言って寿司飯だけを握ってもらうことがあるが、これは嬉しい。

 

ヒラメ

 

ケンサキイカ

甘味の出し方が見事。

 

秋刀魚

 
上のネギがきいている。

 

秋刀魚のなめろう

肝がポイント。

 

雲丹

 

海老

 

赤身の漬け

光沢と肌理の細かさ。

 

小トロと呼ばれる頭に近い部位
これも香りがいいのだが 画像忘れ。

 

アワビ

香りと食感が素敵だ。

 

アワビの肝を使った素麺

口中に変化が訪れる。

 

いくら

小粒だが味わいは濃厚。

 

大阪湾の穴子

甘味と香り。

 

玉子と干瓢巻きで締める。

 

シャインマスカット

 

 

江戸前を守りながらもチャレンジあり。
楽しい一軒と出会った。

 

 

「鮨 優羽」
京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町305-3
075-585-2516

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.8:日本一と噂の魚を扱う町の寿司屋、滋賀・長浜『京極寿司』
★門上武司の旅vol.9:長浜の古民家『ビワコラージュ』で、滋賀×イタリア料理。

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00