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2011年08月03日
「祇園さ々木」 京都・祇園・日本料理
夏の「祇園さ々木」です。
先附は
鱧焼霜 梅肉 水茄子マリネ トマトのジュレ 朝風胡瓜です。
軽やかな酸味と
夏の食材が良いハーモーニーです。
椀物は、
超うす葛仕上げ 甘鯛葛打ち酒蒸し 冬瓜含め煮 針茗荷 つゆ生姜。
この椀が素晴らしく美しい。
中面は、
季節の花火です。
表は琵琶湖の花火で、内側はPLの花火をイメージしたもの。
これも佐々木さんのデザインです。
椀には、生姜の利いた椀物。
向附は、
とろ寿司 鯛湯引き しまあじ。
とろは中とろです。
この握りはやはり見事です。
ホッキ貝と
キャベツ。
時知らずも握りで。
脂がきれいです。
ウニ、
これは贅沢の一言に尽きます。
焼物は
石釜で焼かれたスズキです。
これに万願寺唐辛子のソースがかかります。
良いバランス。
そろそろ半ばを超え、
アワビの柔らか煮 車海老 白ずいき 加減酢 ふり柚子。
これも佐々木さんの十八番です。
カウンターでスタッフがずらりと並び、
一糸乱れぬ動きはさすがです。
蒸しスープにて丹波牛のもも肉ひと口ステーキ。
トマト 白木耳 チンゲン菜 胡椒とともに供されます。
牛肉はうっすらと見えていますが、
うま味が上手く引き出されています。
締めの御飯は、
梅じゃこ御飯です。
さっぱり。
おかわりしていまいました。
デザートは、
メロン 巨峰 チェリー サワークリームとレモンのジュレ。
これが傑作でした。
こうして佐々木さんのトークとともに食事は終わり、
大団円を迎えるのでした。
祇園さ々木
京都市東山区八坂通り大和大路東入ル北側
075-551-5000
8月23日に
門上が「あまから手帖」で連載中の
「僕を呼ぶ店」が単行本となります。
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」というタイトルです。
投稿者 geode : 02:50