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2008年11月11日

「エレファント ファクトリー コーヒー」京都・河原町蛸薬師・珈琲

京都の珈琲屋さんです。
とにかく分かりにくい場所にあります。
河原町蛸薬師を東に入り、高瀬川に出る手前の路地です。
ビルの二階。階段はビルの外にありそのまま店に入ることができます。

細長い店内。テーブル席が二つ、あとは窓に向かうカウンターです。

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店内奥のテーブル席の横には、種々の本がたくさん積んであります。
その上の棚にも並んでいます。
初めて行った時、その本を見て、
まるで自分の本棚を見ているような気分を味わったのです。

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伊丹十三、小林信彦、片岡義男、松山猛、植草甚一などなど
好きな作家の本があるのです。不思議な思いです。
聞けばすべて販売用の古本。とはいえ閲覧自由ということ。
嬉しくなってきました。

「東京の友人が古本屋をやっていて、そこから定期的に送ってくるのです」と。

もちろん店名は「象工場のハッピーエンド」が由来とのことで、
棚の上には、村上春樹氏の本もたくさん並んでいました。

それで珈琲ですが、ぼくはマンデリンを頼みました。
苦味と酸味のバランス、ボディのしっかりした味わい、
そしてなにより温度と濃さがぴったりきました。
今の僕にはジャストなマンデリンです。

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珈琲豆は、北海道美幌町にある自家焙煎の
福井さんという方の珈琲豆を使っているとのことでした。

オーナーの畑啓人さんは、元雑貨屋さんのマネージャー。
あるときイタリアで飲んだ珈琲に魅せられ、珈琲にのめり込み独学の徒です。
そして2007年9月に開店。
この10月からは、午前1時まで営業となりました。
ひとりでふっと訪れて、本でも読みたくなる珈琲屋さんです。

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エレファント ファクトリー コーヒー
京都市中京区蛸薬師通入る備前島町309−4 HKビル2F
075-212-1808

門上武司食研究所サイトに

10/10 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
      コルシカ
公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:05