« | メイン | »

2007年08月08日

「あやむ屋」     大阪・福島      焼き鳥

大阪駅から環状線で一駅の福島。大阪でも注目を集める界隈である。新たな店がつぎつぎと生まれる。また焼き鳥屋が多いことも見逃せない。そのなかで先陣を切る一軒が「あやむ屋」です。
主の永沼巧さんは、サラリーマンからの独立組。食べること、飲むことが大好き。それが高じて焼き鳥さんになったという人物です。「サラリーマンが自分のお金で気軽に食べられる金額で」というのが永沼さんのポリシー。

まずサラダの登場です。

1032551.jpg

細く切ったキャベツにゴマを利かしたドレッシング。これはついおかわりしたくなります。

ざる豆腐。

1032552.jpg

埼玉県川越市の「小野食品」からの直送です。甘みが濃厚。大豆の香りと味が詰まった感じ。

造りの盛り合わせ。

1032553.jpg

右から肝、心とずり、ささみです。

1032554.jpg

1032555.jpg

1032556.jpg

肝はごま油で、あとは醤油。肝はとろける甘み。ささみは淡泊ながらあとから舌にのっかる旨みが秀逸です。

せせり

1032557.jpg

これを食べずして「あやむ屋」語るなかれというものです。

1032559.jpg

蛇腹に折り込んだ首の皮。みかけよりボリュームも脂分もありです。

ねぎま

1032562.jpg

ネギの働き大です。

ずり

1032564.jpg

こりっとした食感がいいです。

うずらの玉子

1032565.jpg

だしで漬け込んだうずらの玉子が素晴らしい。女性にはそれが二個刺した方を置くそうです。

はつ

1032566.jpg

噛み応えと旨さが相乗効果です。

つくね

1032567.jpg

写真はぶれていますが、ぷっくり膨らんだ焼き具合は、永沼さんの技です。

三角

1032568.jpg

ぼんじりとも呼ばれるお尻の部分です。ここも脂の旨さがたまりません。

ここまで食べたときに、なんとマガジンハウス「ブルータス」編集部の編集者IさんとライターのTさんが突然現れた。深夜にバーの取材があるということで、その前に立ち寄ったとのこと。
じつはほぼ一ヶ月ほど前に、この二人とは仕事をしたばかり。8月15日発売の「ブルータス」で関西料理人が手みやげを選んでいます。ご覧ください。
まあ、偶然とはいえ驚きましたが、たのしい一瞬でした。

あやむ屋
大阪市福島区福島5-17-39
06-6455-7270

投稿者 geode : 05:10