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2025年10月02日
「ステファンカレー」 京都・四条烏丸・カレー
この店の前は、しばしば通っていた。
カレーの匂いは胃袋を刺激する。
気にはなっていたが、いつも予定があり断念することが何度かあった。
とはいえ、イートインは3席。
この日はここを目指して出かけた。
運よく一席空いており、そこに座る。あとの二人は海外からの人。
6種のレギュラーメニューと黒板に書かれた5種の本日の日替わりカレーがあった。
初めてなので、レギュラーからステファンとんかつカレーを選んだ。
調理風景を眺めていると、サーブされるプレートはステンレスの平皿。
和食で器を温める場合、お湯を張ることがあるが、ご飯とカレーを盛り付ける前にそのスタイルを踏襲していた。
ちょっと嬉しい気分になる。
そこにご飯が盛られ、ルーを流し、とんかつを並べ、再度少しルーをかける。
その上にわずかスパイスをふる。
ルーやかつの暑さでスパイスの香りが立ってくる。
全て理屈にあった動きである。
ますはルーを口に入れる。
辛さというよりうま味を感じる。
鶏ミンチの食感も効果的。
とんかつは熱々、衣のカリッと感、ルーと豚肉の旨さとのコラボレーションもいい。
ご飯との相性も素敵だ。
添えられた生卵の味の変化も嬉しい。
なんといってもここはルーが特徴あり。
「牛骨、鶏白湯、鰹で出汁をとっています。スパイシーさを抑えました」との説明。
これは洋食の系譜のカレーである。
近くに「スパイスチャンバー」というスパイス強化のカレーがあるので、この対比もありがたい。
次回は違ったメニューにトッピングも考えたい。
「ステファンカレー」
京都市下京区糸屋町229 横山ビル 1F
080-1419-2623
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.10:福井『ル ジャルダン』へ。“福井キュイジーヌ”へと舵を切った世界王者の店
★門上武司の旅vol.11:地元愛に溢れ「福井前」の芽生えを感じさせる寿司店、福井『鮨処 海月』
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00