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2021年05月21日
「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理
「どんな状況でもフランス料理を作るのが楽しいので、
料理人を続けてられるんでしょうね」
と「Droitドロワ」のオーナーシェフ・森永宣行さんは
熱い眼差しで語ってくれた。
その思いの通り、ストレートな料理が並んだ。
アミューズはクロワッサン
イタリアの黒オリーブとプロヴァンスの緑のオリーブ
適度な酸味で気持ちが高まる。
いつものパンが置かれる。
スープは大原の上田農園の新タマネギのスープ
温かくすると甘すぎるので冷製で提供。
振られたスパイスの香りが刺激的だ。
天日干しの胡椒は種類によって火入れが違う。
新ジャガイモの料理。
周りに近江牛のミノ、ギアラ、ハチノスなどシェリーで風味を。
この酸味と内臓の味わいがジャガイモをぐっと持ち上げる。
ジェットファームの立派なアスパラガス
オーラキングサーモン ミントのクリーム
生のアスパラガスのスライス
キングサーモンをソース代わりに食べる。
アスパラガスが主役の料理。
その弾ける青々しさは見事。
鮑のポワレ
なんと鮑は開いてすぐに調理
ムチっとした歯ごたえと歯を入れた時の香りに魅了される。
ソースは肝と吉田牧場のバター。
うっとりする味だ。
阿蘇のあか牛のリブロースの溶岩焼き。
香りとじんわり身体の中に染み込んで行くうまさ。
さすがの味わいと言える。
赤ワインソースの威力もまざまざと。
カマンベールとコダカ
定番の森永プリン
フランス料理の醍醐味を味わった。
シェフの想いがヒシヒシと伝わる料理であった。
「Droit ドロワ」
京都市上京区東桜町49-1
075-256-0177
投稿者 geode : 10:00