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2020年07月07日
「ラーモニー・ドゥ・ラ・ルミエール」 岐阜・長良丘・フランス料理
オーナーシェフは山村幸比呂さん。
おそらく山村さんの料理を初めて食べたのは
「アタント」か六本木にあった「オー・ミリュー」のはず。
それから1989年に岐阜で
「ラーモニー・ドゥ・ラ・ルミエール」というレストランを開いたのだが
その店は一旦2008年に閉店、再び2010年にレストランを再開。
移転以来初めて訪れた。ビルの5階、まるでプライベートな空間である。
メニューはお任せコースのみ。
アミューズの一皿
フォアグラのポアレと帆立貝、アスパラのサラダ
一皿に二つの料理が並ぶ。
フォアグラのポアレに帆立貝、一口食べると安心感が浮き上がる。
懐かしいというよりホッとする料理。
確実にうまい。
蟹のフラン 枝豆添え
蟹の香りとコクが口中で広がりをみせ、枝豆のアクセントがいい。
これも安定した味わい。
スズキのポワレ
トマトベースのソース。
主菜とソースの関係を改めて確認する。
ふっと笑みがこぼれる料理だ。
付け合わせにチョリソが添えてあったりするのも楽しい。
メインは
黒毛和牛のステーキ、鴨の胸肉のロースト、仔羊のローストからチョイスだが
「うずらのコンフィ」もありますとのこと。
うずらのコンフィを選んだ。
堂々とした一皿。
うすらが一羽、皿の中央に鎮座する。
それだけで迫力とシェフの意思を感じる。
ナイフで切ると、中には内臓などがしっかり詰まっている。
口にに含むとフランス料理のエスプリなどが頭の中を駆け巡る。
大胆でクラシックな料理があり、そこから様々な料理が生まれてくる。
そんなことを思いながら食べることができた。
フランス料理を食べているという実感を覚える。
チーズはブルーの状態が非常にいい感じであった。
フルーツとクレームキャラメル。
なんとも心地の良いディナーであり、
また山村シェフの料理を食べたいと思った。
「ラーモニー・ドゥ・ラ・ルミエール」
岐阜市長良丘1-4 メゾンパール長良5F
058-215-7285
投稿者 geode : 01:13