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2020年04月13日
「丹 tan」 京都・東山三条・日本料理
京都三条通り白川橋ほとりにある「丹」。
和久傳系列の店である。
通常は朝食と昼食の営業が中心、夜は予約スタイル。
「丹」は「小さな真心」という意味があり、
また「丹後のいいものを伝えたい」という気持ちが込められたネーミングである。
そんな「丹」がテイクアウトの「お野菜弁当」を始めた。
シンプルなパッケージに入っている。
開けるとおかずとご飯。
一瞬、可愛いなという印象、そして足りるかなと正直思った。
少しずつ食べてゆく。
おかずは次の通り。
独活のきんぴら
丹後の蒸し野菜
菜味噌
蕗の煮浸し
酢取茗荷
蓮根・蕗の薹・コゴミの天ぷら
酢橘
小芋の唐揚げの胡麻和え
春キャベツの酢味噌和え
ずんだ和え
竹の子の含め煮
空豆の蜜煮
小梅
紫蘇の実ご飯
柴漬け
このバリエーションの豊かさ、そしてそれぞれの味付けの確かさ。
何と言っても全体のバランスの良さは見事で秀逸であった。
小芋の唐揚げの胡麻和えを口に含んだ時の感動。
調理技術がしっかりしているからこそ可能なのだと思った。
じつは最初に少し心配したボリュームだが、
その満腹感、満足感に大いなる訂正をしたのであった。
2500円。
「丹 tan」
京都市東山区五軒町106-13 三条通り白川橋下ル東側
075-533-7744
投稿者 geode : 01:42