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2015年09月14日
「中国菜 火の鳥」 大阪・伏見町・中華料理
オープン間近いが、この「中国菜 火の鳥」の話題をよく聞く。
カウンター8席、奥の部屋で8席、合計16名の食事会。
スタートは
すっぽんのだしで煮こごりにしたフカヒレの冷製。
歯を入れるごとにすっぽんのだしの味わいが口の中にひろがりをみせる。
続くは前菜の盛り合わせ8皿。
キンモクセイで炊いたサツマイモ、クラゲ辛味和え、
蒸どり葱ソース、いそつぶ貝の香港漁師風煮、
シマエビ紹興酒漬け、干し肉と万願寺唐辛子、
どろナスの米こうし漬け、白瓜海老粉煮。
一つひとつ味の輪郭がしっかりしている。
食べる側のテンションが高まる。
点心2種。
肉シュウマイと海鮮細春巻き。
このシュウマイの透明な肉汁のすごいこと。
これは値打ちあり。
金目鯛の包み蒸し。
包み蒸すことで香りが立ってくる。
山東省式 エビチリ。
海老の味噌をたっぷり使う。
この味わいの深さが舌を包み込んでくれる。
海鮮の冬瓜包み蒸し。
ホタテ、モロッコインゲン、しめじ、タラバ蟹、干し貝柱、金華ハム、冬瓜。
金華ハムの風味と海鮮が一体となり、馥郁たる香りを供してくれる。
ラム肉の秘製スパイス炒め。
香菜、葱、生姜、クミン、粉唐辛子、青唐辛子などが入り
スパイシーな味付けが胃袋を刺激する。
牛ホホ肉の醤油煮。
広東白菜のシャキッとした歯ごたえがいい。
広東古典料理名菜 百花鶏。
鶏の中に海老のすり身をいれ蒸し上げ、
次に高温の油をかけながら火入れをしてゆく。
皮目はパリっとして中身は海老と鶏の味わいが楽しめる。
北京風ナマコの強火炒め。
野菜はつるむらさき、白雲茸。
なまこの食感が艶かしい。
キノコの蓮の葉包み蒸しごはん。
大きな塊が置かれた。
開くとなんと中に4つの蒸しごはん。
インパクトがあり楽しい。
中身は松茸、舞茸、干し肉、腸詰め、干し海老、干し貝柱。
コクのある味わいがホッとすると同時に
中華料理を食べた満足感ももたらしてくれる。
デザートは、バニラの香りの杏仁豆腐、
ココナッツミルクの生タピオカ・マンゴーミルク、
香港風コーヒー・紅茶のゼリーにインニョン茶。
充実したコース展開で、いい時間を過ごしたのであった。
「中国菜 火の鳥」
大阪市中央区伏見町2-4-9
06-6202-17171
投稿者 geode : 01:20