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2009年12月04日
「一之船入」 京都・河原町二条・中華料理
この日は、飲食関係7名の会食です。
京都は河原町二条下ルの創作中華「一之船入」です。
メンバーがそろい、メニューが始まります。
前菜。
コッペ蟹の老酒漬けです。
しっかり漬かってます。老酒と蟹の旨みが拮抗状態。
それと右側の京鴨ロースにネギソース。
どちらも濃厚な味わいでスタートです。
フカヒレの料理は上海蟹のソースという
これまた剛速球で勝負です。
連続してインパクトありの料理です。
次は帆立の料理ですが、
雲丹にトリュフ、黄ニラときました。
これでもかという料理が続きます。
そして一見、海老のチリソース。
ですが、なんと松茸とポルチーニが入っています。
そのエキスがソースに溶け込み、
見た目を裏切るしっかりした味わいです。
メインとなる京都ポークです。
これは下仁田葱も加わり自家製XO醤で味付けしているのです。
「これまでどれも引き算という料理がないですね。
ここまで旨みで押してくるコースも珍しいです」と
「一之船入」初体験の人達が驚きの声をあげられました。
そして黒米の炒飯です。
これもしっかりです。
スープが付いてきます。
アサリのエキスが効いた味には
「普通、炒飯のスープはあっさりしていますが、ここはやはり・・・?」と。
締めは担々麺。
これも
胡麻、ピーナッツ、カシューナッツなどを練り込んだスープは驚愕です。
どこまでも手綱を緩めることなく、旨みは続きました。
デザートは
杏仁豆腐です。
オーナーシェフ・魏さんの面目躍如というコースでした。
どこまで押してくるのか。
食べ続けた7名の胃袋もたいしたものでした。
一之船入
京都市中京区河原町二条下ル一之船入町537-50
075-256-1271
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投稿者 geode : 03:05