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2025年10月21日

「晦庵 河道屋」 京都・姉小路三条・蕎麦屋

京都は「尾張屋」という歴史ある蕎麦屋が一旦店を閉じるというニュースが流れ、多くの市民が哀しんだ。

一方、長く店を閉じ、近くで改装中であった「晦庵 河道屋」が装いも新たに開店をした。
10月19日のことである。

店頭には祝い花がずらりと並んでいる。

 

店内に入ると左手に厨房、右手に客席が並ぶ。
その奥に見覚えのある庭が見える。

なんと旧店舗の庭の一部ではないか。
説明を聞くと旧店舗と自宅がL字型で繋がっていたのだ。
今回姉小路通りに面して入り口ができた。

 

メニューは以前に比して若干少なくなったようだ。
看板にもある芳香炉は予約のみで近々始めるとのこと。

天ぷら ザルを注文した。
まずそばが届く。

新蕎麦の季節だ、手繰って口に含むと甘い香りが広がる。
そしてつゆにちょっとそばをつけ食べる。
結構しっかりしたつゆの味わい
香りが強調される。
久しぶりに食べる「河道屋」のそばだと感じる。

 

天ぷらもつゆにつける。

海老の甘さ、野菜の甘味などが大きくなってゆく。

蕎麦も天ぷらも食べ終わり蕎麦湯をいただき
つゆに入れる。
ネギとわさびも入れる。
その風味も際立つ。

 

 

昼に近い時間であり
入店した時はお客が少なかったが、次々とお客が入り
店は賑わってきた。
開店を待ち侘びていた人たちが多かったのであろうと想像する。
観光客も街の人たにもありがたい一軒である。

 

 

「晦庵 河道屋」
京都市中京区姉小路通麩屋町西入姉大東町556-1
075-221-2525

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.12:一汁一菜と酒肴で新たな“昼風”を吹かせる岡山市『あまおと』
★門上武司の旅vol.13: 地元の幸と旨い肉で最良のひと皿に。岡山市『ラボッカ』

 

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:18