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2019年03月20日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
平成もあと1ヶ月余。
それと同時に一旦店を閉じるのが、京都岡崎の中国料理店「京、静華」。
浜松・北京を経由してこの地で新たなスタートを切り、10年以上の歳月が流れる。
オーナーの宮本さんは、店を改装し秋から新たなステージを設けるという。68歳の挑戦である。
春の季節が花咲く献立である。
ピータンとそら豆。
外はまだ寒さが残っているので、温かな料理である。
そら豆の香りが印象深い。
白みる貝、ほっき貝、ホワイトアスパラガスと春の風が皿から漂ってくる。
シンプルだが、インパクトは強い。
春巻きはホタルイカとふきのとう。
これも春の苦味がアクセントとなっている。
中華風お刺身。
タイのうまみが生きる。すだちの風味もうれしい。
菜の花のスープ。
フカヒレとウニ。この色合いと菜の花の柔らかな苦味も春!
七谷地鶏のマーラー炒め。
辛いがスパイシーで鶏のうまさを引き出す。
季節の野菜。
青梗菜、チンゲンナバナ、さいしん、春キャベツ、
うすいえんどう、スナップえんどう、山くらげ、小玉ねぎなど。
視覚的に春を感じる。
エビチリ。
海老の頭からとった出汁が生きるチリソース。
近江牛のロースト
白人参の甘さが秀逸である。
カニチャーハンと豚肉とザーサイの麺。
どちらもスッキリタイプで身体に優しい。
定番の杏仁豆腐とクッキー、そしてフルーツティー。
安心の時間である。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
投稿者 geode : 01:36