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2014年03月05日
「天神橋 青木」 大阪・天神橋筋六丁目・日本料理
男性4名の会食。
昨年末に開店した「天神橋 青木」である。
8席のカウンター。
すっと伸びたカウンターが美しい。
春野菜、車海老、たいら貝に
軽い酸味の利いたゼリーがかかる。
春の訪れを感じ、
身体が料理の世界へと反応してゆく。
お椀は、はまぐりしんじょうと筍。
これもまた、春が椀のなかで優しく微笑んでいる。
お造りはさよりと赤貝。
コリッとした食感がいい。
このようなスタイルで二人分ずつ供される。
それを銘々取り分けるのだが、
どう置けばいいのか迷ってしまう。
- 湯葉とウニのゼリーよせ
- 赤貝のひもとわけぎのぬた
- こごみの胡麻和え
- このこ
- 海老の粕漬け
のどぐろの焼物。
脂ののったのどぐろと花山葵とおろし。
この相性の素晴らしいこと。
これは一気に食べてしまった。
百合根の茶碗蒸し。
海苔の香りが生きている。
めばるの揚げ物。
上には行者にんにく、若ごぼう、木の芽など。
ここでも春をしっかり主張。
そして締めのごはん。
おかずのよこわのづけ。
これはごはんがすすむ。
土楽さんの釜で炊かれたご飯なのだ。
この三点セットはお見事。
日向夏ののゼリーに、せとか。
季節感を尊ぶ、
日本料理の世界観をしっかり楽しんだ。
「天神橋 青木」
大阪市北区天神橋7-12-14グレーシィ天神橋ビル 1F
06-6940-0403
投稿者 geode : 01:19
