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2021年07月21日

「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理

夏はフランス料理が弱い季節だと思っている。
この日は、「夏に食べるフランス料理」の典型を求めた。

メロンとポルト酒

この組み合わせはフランスの定番である。
スッキリさっぱり 食事の始まりを告げる。

 

牡蠣のクロケット

ねっとりした味わいに牡蠣のインパクトあり。

 

いつものパンが供される。

 

胡瓜のヴルーテ フレッシュシェーブル添え

胡瓜の青い味わいは夏そのもの。
シェーブルの力がアクセントになる。

 

鮎とフォアグラのガトー

記憶に留めたくなる素晴らしい料理。

鮎の苦味はきっちり、フォアグラのコクもきいている。
そしてシャブリのラタフィアのジュレが加わることで
この皿の存在感と厚みが出た。

 

羊のアバ シガール仕立て

羊の力強さを感じる一品であった。
森永シェフの優しさと遊びココロを感じる。

 

スズキのブレゼ ソース・オ・キャビア

見た瞬間「ランブロアジー」の皿を思い出した。
日本のキャビアを使うことで、ソースが少しグレイになるも個性だ。
キャビアの使い方も素晴らしい。

 

羊のヴァリェ オーベウジーヌグレック ソース・ポワブルヴェール

羊のモモ、鞍下、ロース、レバーと部位別
嬉しい一皿。

 

チーズはケンプ、マルセルセラン、シェーブル、パルメザン

 

森永プリン

 

ハーブティーで締める。

 

夏のフランス料理を堪能したのであった。

 

 

「Droit ドロワ」
京都市上京区東桜町49-1
075-256-0177

 

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いつも門上武司のおいしいコラムをお読みいただき
ありがとうございます。

明日(7月22日)より7月25日まで、
コラムはお休みとさせていただきます。

7月26日より再開いたしますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 geode : 10:41