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2023年04月10日

「アルマーニ リストランテ」 東京・銀座・イタリア料理

アルマーニ リストランテのエグゼクティブシェフにカルミネ・アマランテが就任したのが2020年8月のこと。
彼が作る春のメニューを楽しんだ。

 

まずサーブされたのが新タマネギのチップス

手漉きの和紙のような印象だが、口に近づけるとタマネギの甘い香りを感じる。口に運ぶとタマネギの味わい。

 

前菜

海苔巻きのようなスタイル
海苔巻きの中はハマチのタルタル 柚子の風味

 

ニョッコフリットの上には和牛のもも肉の熟成

ニョッコのふんわり感との相性よし

 

まさにたこ焼きの上にキャビア

中にはパンナコッタ

 

ホワイトアスパラガスとキャビア

これは傑作であった。
生のアスパラガスを薄くスライスして筒を作る
中にはキャビア、クルトン、ホワイトアスパラガスのピュレ、酸味の利いたベアルネーズソースのエスプーマが重なる。
甘酸っぱいソースとキャビアの塩分やコクと素敵なハーモニー。

 

ホタルイカ スナップえんどう 山椒コンソメ

見目麗しい姿に感嘆の声を漏らす
そこにコンソメが入る。
スナップえんどうのプチプチ感と香り
ホタルイカの旨味の融合で一気にテンションが上がる。

 

リソディセモラ サフラン

米の形をしたパスタのリゾット風
ナポリスタイル
サフランの香りの華やかなこと
楽しい一皿

 

甘鯛

この見事なうろこ焼き
サクッとした食感に身のしっとりさ
ソースの存在感もしっかり楽しめる

 

飛騨牛 モリーユ茸

このモリーユ茸のサイズに驚く
飛騨牛はヒレ 噛むことにより旨味が充溢
モリーユ茸が持つキノコの奥の深さ
このモリーユには感激である。

 

ビアンコマンジャーレ

アヴァンデセールが贅沢
アーモンド風味豊かなプリン ビアンコマンジャーレに
アーモンドミルクのグラニテ その泡が重なる
うっとりする味わい

 

ティ・ラ・ミス

ティラミスの再構築 ミルフィーユのような仕立て
チョコムース、カフェ、パウダー、マスカルポーネなどを層にすることでミルフィーユのようなスタイル、食べるとティラミス。

 

エスプレッソとプティフール

 

 

イタリア料理をガストロノミーに昇華させるシェフの力量
技術とセンスの見事な交わりから生まれた料理は素敵である。

 

 

「アルマーニ リストランテ」
東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ 銀座タワー10F
03-6274-7005

 

 

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投稿者 geode : 10:00