« 2019年5月 | メイン

2019年6月19日

「祇園 末友」 京都・祇園・日本料理


建仁寺南門の八坂通りは、日本料理通りである。

「祇園さ々木」「建仁寺丸山」「天ぷら遠藤」「末友」などが軒を並べる。
ワクワクする界隈でもある。

「末友」。
「祇園丸山」「花霞」を経て自店を開店させ10年がすぎる。
昨年は二階に念願の座敷も作り、これからの世界に新たなチャレンジを続ける料理人である。

日本料理の真髄ともいうべき季節感の表現は見事といえる。

この日は甘茶でお出迎え。
19061966.jpg

季節を考え冷たい。



次は煙の入った器が届く。
19061967-copy.jpg



蓋をあけると薫香が立ち上る。
19061968-copy.jpg



初鰹である。
19061969-copy.jpg

そこに水ナス、スナックエンドウ、ナスタチウム、菊菜のソースとなる。
サプライズ感がある。



八寸は末友さんの世界である。
19061972-copy.jpg

紫陽花を施した美しさ。
青梅の白ワイン煮。岩梨。
じゅんさい。
蛸の柔らか煮。
丸十 さつまいも。
枝豆。
ゴリの甘露煮。
鯛の柏寿司に酢蓮根。
見た目も麗しい。



椀はすっぽん
19061974-copy.jpg

すっぽんの卵
ネギ、唐辛子など。
スッキリしていながらこくはたっぷり。



イサキのたたき。
19061976-copy.jpg

19061978.jpg

針生姜、生姜、岩のり、チリ酢など。
イサキの香りがこんなにあるとは!



美山川の鮎。
19061983-copy.jpg

塩焼きにする。骨を抜き、頭と尻尾は落とす。
香りと苦味がいい。



鳥取の夏がき
19061985-copy.jpg

夏輝というブランド。
身がしっかりしてうまみもあり。



鱧しゃぶである。
19061986-copy.jpg



鱧は40秒ほどしゃぶしゃぶ。
19061989-copy.jpg

なんとも味わい深く、余韻も長い。



先ほど外した鮎の頭と中骨は揚げる。
19061991-copy.jpg



川海老のご飯。
19061992-copy.jpg

19061994-copy.jpg

炊き込みゴハンはシンプルにしてうまみも充溢。



デザート。
くずきり、白玉、黒蜜かき氷。
19061997-copy.jpg



レモンのババロア
19061998-copy.jpg



桃のジュース ソルベ。
19061999-copy.jpg



そして抹茶で締める。
19061900-copy.jpg



いつも安定感のある料理である。






「祇園 末友」
京都市東山区大和大路四条下ル小松町151-73
075-496-8799

投稿者 geode : 10:57

2019年6月18日

「木山」 京都・堺町竹屋町・日本料理


マンションの一階。
一旦店に入るとマンションということを忘れるぐらいの落ち着いた内装である。

カウンターと個室が二つ。
この日はカウンター。

先付けは
琵琶湖の鰻の飯蒸し。
19061847-copy.jpg

木の芽と松の実でほっこりとする。


続いて
白梅のすり流し。出汁は貝が含まれる。
19061849-copy.jpg

冬瓜とトマトの冷製。すっきりとした味わいで元気が出てくる。



青大豆の豆乳。
19061851-copy.jpg

1週間寝かせたアオリイカにウニと穂紫蘇。
イカはねっとりとうまみが生まれる。



椀物はハタが椀種。
ジュンサイ、三度豆、かぶらが入る。
19061858-copy.jpg

淡い感じから椀種が溶けてゆき、次第に味わいを増す。



宮津のトリ貝もすっかり育ってきた。
19061861-copy.jpg

19061864-copy.jpg

肉厚で味わいも濃厚である。
舌に与えるインパクトが大きい。



肝は酒蒸しされて出てくる。
19061865-copy.jpg



のどぐろの胡麻焼き。
19061867-copy.jpg

ふっくり焼き上げたのどぐろに炒った胡麻をたっぷり。
香ばしさと身のふっくらとして脂ののったのどぐろが見事な相性を示してくれた。



海そうめん。
19061869-copy.jpg

毛ガニ、叩きオクラ、パッションフルーツが入る。
パッションフルーツの酸味がいい。



伊勢の岩牡蠣。身はしっかりと太る。
19061870-copy.jpg

適度な苦味とコクを満喫する。
ホワイトアスパラガスと青唐辛子の組み合わせも面白い。



すっぽんの唐揚げ。
19061871-copy.jpg

奥は賀茂茄子の天ぷらで山椒醤油が威力を発揮する。
すっぽんは文句なしのうまさ。



そこから締めのご飯に移る。
4種類からのチョイスだが、最終的に4種類全て食べてしまった。

フカヒレの玉じめ丼。
19061873-copy.jpg



へしこ茶漬け。
19061874-copy.jpg



鮎そうめん。
19061875-copy.jpg



かつおとジャコの卵かけご飯。
19061877-copy.jpg

どれも満足!



デザートは
小玉スイカ。
19061878-copy.jpg

19061880-copy.jpg

可愛いい。甘さが上品である。



ぜんざいも秀逸。
19061881-copy.jpg



抹茶で大団円。
19061883-copy.jpg



贅沢な時間である。






「木山」
京都市中京区絹屋町136 ヴェルドール御所 1F
075-256-4460

投稿者 geode : 10:50

2019年6月17日

「NAKATSUKA」 京都・姉小路堺町・フランス料理


久しぶりだ。前をよく通りながら、いつ伺おうとチャンスを狙っていた。

ようやくカウンターに座った。
開店以来、おそらく3度目だと思う。

ここのメニューは一皿2人前。
よって前菜、魚、肉と3皿オーダーすると二人で満足ということになる。
前菜2皿と肉を一種お願いした。

アミューズが出る。
キヌアのシートにシラスやピスタチオ、木の芽が乗る。
19061769-copy.jpg

ふっと食事の世界に誘ってくれる。
視覚的にもインパクトがある。


続いてスイカとビーツのガスパッチョにライムの泡。
19061771-copy.jpg

ライムの香りとやや甘味のある液体で胃袋が動き始める。



前菜の一皿目
伊勢 ケンケンかつお 新たまねぎ うすいえんどう フロマージュブラン。
19061773-copy.jpg

ケンケンかつおの香りを楽しみ、季節の野菜の風味が絡まる。
フロマージュブランの酸味もいい働きをしてくれる。
目にも鮮やか!



京都大原 山田農園の卵と自家製ベーコンのクレープ・カルボナーラ。
19061774-copy.jpg

19061776-copy.jpg

これは面白い料理であった。
皿にクレープが置かれる。
自家製ベーコンが入り、野菜 温泉卵が加わりチーズがかかる。
確かに構成要素はカルボナーラ。
濃厚な卵もコクを添える。
楽しい一品。



メインは黒毛和牛 サガリ。
ロスートである。
19061777-copy.jpg

シンプルがゆえ、牛肉の味わいが明確になる。
赤身の香りと噛む味を感じる。
アスパラソバージュ、根セロリのピュレ、サマートリュフ。



デザート
昔ながらの懐かしいプリン。
19061780-copy.jpg



パリブレストにキャラメルのアイスクリーム。
19061779-copy.jpg

ほろ苦さが素敵だ。



ピスタチオのマカロン、オレンジと黒糖、しっとり。
19061781-copy.jpg



カウンター内の調理を見ながらいい時間が過ぎていった。






「NAKATSUKA」
京都市中京区木之下町299 Cote Glace姉小路通1F
075-223-0015

投稿者 geode : 10:14

2019年6月14日

「白 tsukumo」 奈良・三条町・日本料理


JR奈良駅の近くだが、メインの道路から入ると急に静かな住宅街となる。
そこにひっそりという感じで「白」はある。

19061402-copy.jpg

「白」と書いて「つくも」と読む。

じつは昨年予約をしたのだが、体調不調で友人に変わってもらった経緯がある。
ようやく訪れることができた。



先付けから素晴らしい。
大和三山 天香山をイメージしたという。
19061404-copy.jpg

玉ねぎの薄皮をうまく使う。
飛鳥の白きくらげ、夏トリュフ、木の芽、空豆、ふきのとう味噌など。
季節の移ろいを感じる一皿。



椀物は茄子を揚げる。
白海老とホタテのしんじょが入る。
19061407-copy.jpg

茄子にちょこんと乗った金箔はホタルを現す。
お椀の中に物語が潜んでいる。



造りは三種。
19061409-copy.jpg

三重のトリ貝にはすだちと塩。
のどぐろは上にたたきを!
塩水ウニ。
バリエーションがあり楽しめる。



トウモロコシの一品。
19061412-copy.jpg

白いトウモロコシの飯蒸し。
トウモロコシは揚げたものと蒸し揚げしたものを。
豊かな感じがいい。



かますの一夜干しを塩焼き。
19061413-copy.jpg

大根に笹ゆり。
かますの淡い塩味が素敵だ。



真蛸の炙り。
19061415-copy.jpg

傑作であった。
部位によって火入れが異なる。
トマトや宇陀ごぼうもいい。



大和ポークのしゃぶしゃぶ。
19061428-copy.jpg

マスタードと胡麻クリーム。



鱧のフォー。
19061430-copy.jpg

奈良の米粉を使ったフォー。
野菜の出汁が生きる。



デザートも素敵だったのたが画像撮り忘れ。


また夏にも伺いたい。






「白 tsukumo」
奈良市三条町606-2 南側 1F
0742-22-9707

投稿者 geode : 10:14

2019年6月13日

「スフィーダ」 大阪・扇町・イタリア料理


ランチで訪れた。
平日のランチ、ほぼ満席状態で店内はいい空気感が流れている。

スタートが素敵であった。
塩ミルクのジェラートにはトマトウォーター。
19061334-copy.jpg

バジルオイルが適度に入る。
トマトウォーターの酸味と甘味、そしてジェラートがインパクトあり。
甘さと塩味のバランスが秀逸だ。


ヒラマサの炙り。
19061337-copy.jpg

焼きなすのピューレがソースだ。
水なす、胡瓜、オクラなどが加わり一皿は完成する。
この季節ならではである。
焼きなすのピューレは香りで勝負だ。



鱧と毛馬キュウリの青ゆず オイルパスタ。
19061339-copy.jpg

毛馬キュウリのみずみずしさが生きている。
これも今の季節を見事に表現する
温度は熱々で嬉しい。



旬のイサキのグリル。
19061342-copy.jpg

上にはキュウリ。
アサリとズッキーニのソース。
工夫されたソースが新鮮であった。



黒豚のロースト
19061381.jpg

万願寺唐辛子と赤茄子のソース。
ソースの役割が大きく、豚と一緒に食べると豚の味わいが立ってくるのであった。



デザートは杏仁豆腐仕立ての杏仁のパンナコッタ。
19061344-copy.jpg

マンゴとパッションフルーツが入り立体感のあるデザートとなった。
これがイタリアンである。



一皿ずつ工夫がなされ楽しいランチとなった。






「スフィーダ」
大阪市北区同心2-4-25 T.D.M 1F
06-4800-4888

投稿者 geode : 10:36

2019年6月12日

「ル・ジャルダン・グルマン」 広島・古江・フランス料理


市街地から少し離れたところにある「ル・ジャルダン・グルマン」。

瀟洒な建物である。
レストランに陽光が入り込み、緩やかな雰囲気を醸し出す。

スタートは真っ黒いプレートだ。
19061248-copy.jpg

有明の海苔だという。
そこにフォアグラのパウダーとアーモンド。
温度差や食感の差が、作り手への興味を抱かせる。


天草のマグロと大根ペーパー。
19061250-copy.jpg

マグロは2週間熟成させる。
ねっとりうまみがのり、それを受け止めるのが大根ペーパー。
小山シェフの世界を垣間見る。



自家菜園で収穫したジャガイモのビシソワーズ。
19061252-copy.jpg

キャビアの塩分がポイント。



野菜サラダ。
19061255-copy.jpg

マッシュルームには舞茸のクリームを詰めるなど仕事を施す。
野菜の生命力を感じる一皿。



アスパラガスの料理。画像なし。



村公一さんのスズキ。
19061257-copy.jpg

ドクダミの花を合わせるのが小山シェフの真骨頂。
スズキの火入れは素晴らしい。



黒毛和牛のトモ三角。
19061258-copy.jpg

アスパラソバージュを添える。
口の中の広がるうまみがインパクトあり。



ビールのジュレに自家栽培のフランボワーズ。
19061259-copy.jpg

ビールのほろ苦さがいい感じだ。



焼きたてトロトロチョコレートのビスキュイ
ヴァニラのアイスクリーム添え。
19061261-copy.jpg

19061263-copy.jpg

温かいデザート。流れ出るチョコレートの甘味にヴァニラのアイスが挑む。
王道はやはり力強い。



エスプレッソで締める。
19061264-copy.jpg



午後のいい時間を過ごした。






「ル・ジャルダン・グルマン」
広島市西区古江東町11-35
082-274-4010

投稿者 geode : 10:02

2019年6月11日

「hiroto」 広島・中区富士見町・フランス料理


福岡から広島へ移動。
「hiroto」というフランス料理店に向かう。

19061113-copy.jpg

昨年末 訪れて以来である。

店頭の様子はフランス料理店と思わない人もいるようだ。
テーブル席とカウンターがあるが、この日はカウンターへ。


最近広島のジュンサイが珍重される。
19061115-copy.jpg

キャビアを添えるが、塩分補給の役割。
ジュンサイのあんのボリュームが素敵だ。



桜鱒は53度でコンフィにしたもの。
19061116-copy.jpg

しっとりした歯触りと根セロリのピュレとの出会いがこの皿のありがたさを伝える。
ディルのオイル。



トウモロコシのアンサンブル。
19061117-copy.jpg

下には生のトウモロコシ、牛乳でのばしたスープ、
トウモロコシのエスプーマ、パウダー状のアイスクリーム。

トウモロコシ感満載の一皿には感動である。



トマトのパイ。
19061118-copy.jpg

リコッタチーズ、スペインのイベリコ豚が加わり上にはヨーグルトのパルフェ。
つまりアイスクリーム。
温度差、甘味と酸味のバランスなど嬉しくなる一品。



温かい野菜サラダ。広島の高掛農園の野菜をふんだんに使う。
19061120-copy.jpg

フランスのコンテのソースと鮎の漁礁が味のポイントに。
この野菜がうまい。



カニが二種。
19061122-copy.jpg

ワタリガニのスープで作るフラン。
上には毛ガニ。このマリアージュは忘れがたい。



鱧のフライ。
19061124-copy.jpg

塩を打ち3日間寝かした鱧の柔らかな食感。



アスパラソバージュ。
19061125-copy.jpg

桜海老とたっぷり。
ラングスティーヌの泡も主張する。



フォアグラのポワレ。
19061126-copy.jpg

19061127-copy.jpg

中にはサマートリュフ、発酵マッシュルーム、そしてニョッキだ。
これもインパクトある一皿。



金目鯛のポワレ。
19061128-copy.jpg

青海苔のソースの香りが素敵だ。
実山椒のオイルもいい感じだ。



エゾシカの料理。
19061130-copy.jpg

しっかりしたソースがエゾシカを包む。
香りが麗しい。



パッションフルーツのババロア。
ミントとバジルのオイル。
19061131-copy.jpg

バジルのアイスクリームが素敵だ。




エスプレッソで締める。
19061134-copy.jpg



あっという間のディナーであった。






「hiroto」
広島県広島市中区富士見町4-17
082-247-9889

投稿者 geode : 10:10

2019年6月10日

「メゾン ラフィット」 福岡・那珂川・フランス料理


車を降りると空気の匂いが違う。
田園の匂いがする。

福岡の繁華街からおよそ40分の距離で全く風景が異なる。
ちょっとした小旅行気分を味わう。
一軒家のレストラン。

19061058-copy.jpg

19061059-copy.jpg



午後6時のスタートだが、窓の外に広がる緑がうれしい。
19061060-copy.jpg



ジャガイモのビシソワーズから。
19061063-copy.jpg

料理はほんのすこしだが、体に与えるインパクトは大きい。
ネギの花、大根の花など、バジルも香る。



オリーブオイルの塊。
19061064-copy.jpg

口に入れると一瞬にして溶ける。
キャビアのメレンゲ。その塩分がきいている。



赤足カニとウニのスパゲッティ。
19061065-copy.jpg

ここに宮崎のキャビアが加わる。



この緑の皿に緑の葉っぱの色彩感覚が素晴らしい。
19061067-copy.jpg

中身は穴熊とスパイスのリエット。
香ばしさもあり素敵だ。



うなぎのベニエ。
高麗人参のフライと花。
19061069-copy.jpg

この出会いは印象的であった。実験的に高麗人参が作られているとか。



ヨシエビの料理。地方によってはガスエビと呼ぶこともあり。
19061072-copy.jpg

アスパラガスやカリフラワーと一緒に味わう。



鯛の料理。しなやかな食感がいい。
19061074-copy.jpg

ほのかな柑橘類の香りとともに食べると甘味を感じる。
記憶に残る。



大分の小さなエビ カチエビを使ったフランにオマールブルー。
19061076-copy.jpg

フランは甲殻類の味わい満載。オマールブルーとの相乗効果が生まれる。



朝取れのトウモロコシの細やかなピュレにキャラメリゼしたフォアグラ。
19061078-copy.jpg

ピスタチオとなる。幾重にも重なる甘味が鮮烈な印象を与える。



蒸した黒アワビにソースがかかる。
19061080-copy.jpg

19061081-copy.jpg

牛肉と原木椎茸のソース。海と山と里が出会う。
これが何の違和感もない。



奥日向サーモンのムニエル。
空豆のソース レモンのコンフィチュール 柚子胡椒。
19061083-copy.jpg

この取り合わせの妙。
サーモンの火入れも見事である。



甘夏とパイナップルのアイスキャンディ。
19061084-copy.jpg

うれしい。



大分の仔羊のロースト。
19061086-copy.jpg

仔羊のジュとマスタードシード。
まろやかな辛味。アスパラソバージュなど。



ハーブティーが充実。
19061087-copy.jpg



ごま油と地下水で練り上げたワラビ餅ふう。
19061088-copy.jpg

きな粉の香りが残る。



日向夏のアイスクリームにカカオニブなど。
19061089-copy.jpg
コーヒー。
19061092-copy.jpg



蜂蜜のマドレーヌやほうずき、ココナッツのメレンゲ。
19061094-copy.jpg



すっかり「メゾン ラフィット」の世界に魅了された。






「メゾン ラフィット」
福岡県筑紫郡那珂川町大字西畑941
092-953-2161

投稿者 geode : 10:44

2019年6月 7日

「OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI」 広島・袋町・珈琲店


「OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI」の前に立った時、
以前訪れたことがあるという記憶が蘇ってきた。

19060743-copy.jpg

19060744-copy.jpg

数年前のことだ。取材帰りにカメラマンと立ち寄った。
スッキリした空間のことは覚えていた。


店内に入ると記憶は確実なものになった。
19060735-copy.jpg

「店内でお召し上がりですか?」
「はい、ストレートをお願いします」
「どのようなタイプがお好みですか?」
「深煎りが好きです」

という会話があり、ブラジルをお願いすることにした。



隣のショーケースにスコーンが並んでいた。美味しそうなオーラを放っていた。
イヨカンのスコーンも注文。
19060737-copy.jpg

ゆったりしたテーブルに座って待つ。
抽出の様子を見ているとペーパードリップのようだ。



ブラジルとイヨカンのスコーンが届く。
19060740-copy.jpg

スタッフに聞くと
コーヒー豆は15グラム、抽出温度は90度、抽出量は200ccだと。

深煎りも浅煎りも温度は一緒で、抽出の時間で調整。
深煎りは2分半程度、浅煎りは3分程度。
深煎りの方が短く豆の苦味などを少なくするため。
浅煎りはしっかり抽出して豆が持っている甘味などを引き出すとのこと。
僕が持っているイメージとは違っていて面白かった。



19060741-copy.jpg

19060742-copy.jpg

ブラジルはスッキリした苦味があるが、すっと喉を通過し、
香りが鼻に抜けてゆく感じがよかった。
イヨカンのスコーンも甘さ控えめで、コーヒーとの出会いも見事。



各地でコーヒーを飲むとそれぞれの個性が見えてきてじつに面白い。
コーヒー店巡りはやめられない。






「OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI」
広島市中区袋町3-28
082-249-7543

投稿者 geode : 10:25

2019年6月 6日

「和田門」 福岡・西中洲・洋食


「和田門」に近づくと「手づくり欧風料理 元祖レモンステーキ」という看板が見えてきた。
19060696-copy.jpg

やはりレモンステーキだ!

店名は Chez WADAMON とある。
19060697-copy.jpg

フランス料理店なのだ。

レストラン部分は地下へ降りる。
古色蒼然とはいえないまでも、レストランとしての歴史を感じる。


サラダが出る。
19060600-copy.jpg

人参の千切りがたっぷり。これはフランス料理の領域だと思う。
ドレッシングの塩梅が素晴らしい。葉っぱ一枚一枚に薄くついている。



梅が入ったチキンのスープ。
19060601-copy.jpg

優しい温かさが気持ちも和らげてくれる。



レモンステーキが届く。
19060602-copy.jpg

19060603-copy.jpg

皿からは湯気が立ち上り、赤身の部分にどんどん火が入ってゆく。
このライブ感でテンションは一気に炸裂するのだ。



付け合わせのご飯には軽く紫蘇がつく。
19060604-copy.jpg

紫蘇の風味は必要不可欠だと思う。
レモンステーキのソースにご飯を入れる。

甘酸っぱいソースとの相性が見事である。

ステーキ自体は薄切りだが、牛肉の味わいをきっちり感じる。
これもご飯に乗せて食べると贅沢な洋風牛丼という印象。
考え抜かれ、皆に愛されるメニューであることを改めて実感した。



ここには名物のカレーがある。
色が黒い。イカスミが入っているのではないかと思うぐらいに黒い。
19060605-copy.jpg

このカレーにはレーズン入りのバターライスとなる。
コクと甘味がある。最後には辛みが滲んでくる。
なかなか他では出会うことのないカレーといえる。



生姜を効かせたソルベ。
デザートはバニラアイスとティラミスとオレンジ。
19060609-copy.jpg



久しぶりの訪問であったが、王道の味わいを満喫した。






福岡市中央区西中洲5-15
092-761-2000

投稿者 geode : 10:22

2019年6月 4日

「KUROMORI」 仙台・太白・中国料理


「宮城には鮑、フカヒレ、ナマコという中華料理の貴重な素材があるので、
 中華料理に向いている場所かと思ったのです。」

仙台の「KUROMORI」という中華料理店の主人・黒森洋司さんの言葉である。
「KUROMORI」は坂の中腹にある。

19060491-copy.jpg



まずは身体を温めるスープが登場する。
19060494-copy.jpg

これにて黒森さんの世界に誘われる。



前菜は
つぶ貝、太刀魚、茄子、鴨である。
19060496-copy.jpg

太刀魚のフリットと鴨のジューシー感は印象的であった。



温かい前菜
大根餅と齋藤豚の焼豚、ミヤギシメジ。
19060497-copy.jpg

この大根餅が秀逸。ふんわりという食感に戸惑い感動への変化を楽しむ。



蒸し物
比内地鶏の小籠包。
19060499-copy.jpg

紫うにが乗っかる。ねっとりした食感と甘味。
小籠包の域を超えている一品。



刺身
石巻の真鯛
19060402-copy.jpg

昆布締めするとにより味わいと舌触りに変化をもたらす。
身の解け具合が嬉しい。



煮込み
気仙沼の吉切鮫尾びれ
19060404-copy.jpg



黄韮とササニシキ。
19060405-copy.jpg

圧倒的な味わいと舌を包み込む迫力。
貫禄のある一皿である。

ご飯と一緒に食べるという贅沢を知る。



小鉢
ほや、きゅうり、クラゲ。
19060406-copy.jpg

さりげなく出てくる癒しの一皿。



煮込み
南三陸の40頭吉品鮑。
19060407-copy.jpg

この乾燥鮑の実力を思い知る。
噛み応え、並びの底から滲み出るうまみなど考える。



小鉢
トマトの酸味と甘味でスッキリ。
19060409-copy.jpg



揚げ物
茨城KUROMORI鶏。
19060410-copy.jpg

名物と言って良い火入れ。
パリッとジューシ〜という表現がぴったり。



お食事
シンプルな麺。
19060412-copy.jpg

これがインパクトあり。
お土産として購入。



ジャージー牛を使った杏仁豆腐とくるみ飴炊き。
19060413-copy.jpg



素敵な組み立てと流れに心が踊る。
再訪を願う一軒となった。






「KUROMORI」
宮城県仙台市太白区向山2-2-1
022-211-0306

投稿者 geode : 10:25

2019年6月 3日

「カマル」 京都・三条・カレー


カレーはある意味最強というか究極の食べ物だと思う。

一旦、カレー味にしてしまうと後戻りはできない。
それほどスパイスの力は強いとつくづく感じてしまう。

京都三条通りにある「カマル」は楽しいカレー屋である。
19060324-copy-copy.jpg

19060323-copy-copy.jpg


まずご飯のサイズを決める。
SS S SM M ML L の6種類から選ぶ。
カレーは1種類でもよし、2種類のコンビネーションもよし。

まず15品目の野菜カマルサラダ。
19060316-copy.jpg

ボリュームたっぷりで身体が反応する。



そしてカレーは
キーマと野菜
19060318-copy-copy.jpg



バターチキンと野菜
19060321-copy-copy.jpg

というコンビネーションとなった。

キーマもバターチキンもそんなに水分が多くはない。
どちらも辛さよりスパイシーさがくる。
これが適度なインパクトを与えてくれるのだ。



野菜のピクルス。
19060322-copy-copy.jpg

プラスすると味わいに変化が生まれるのだ。
ピクルスの存在は嬉しいのである。



カレーといっても相当のバリエーションがある。
食べ方によっても変化を楽しめる。

そんなことを体感した食事であった。






「カマル」
京都市中京区三条通東洞院東入ル菱屋町32-1
075-211-3949

投稿者 geode : 10:53