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2014年6月30日

「丸五」 東京・秋葉原・とんかつ

東京に行くと無性にとんかつを食べたくなることがある。

先週もその気分であった。

午後、神田で打ち合わせがあり、
その前に秋葉原の「丸五」というとんかつ専門店に行った。

店の造りは民芸風。
1階はカウンターとテーブル席。
そのテーブル席に座る。

僕は特ロースを注文した。
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コロモはさくっとしている。
ロース肉と寄り添う。
口に入れると豚肉の質の良さが分かる。
きめ細やかで、かつしっとりとしている。
甘味も十分だ。




同行者は特ヒレである。
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一切れ、おすそ分けしてもらったが、
これも上品な香りが漂う。


ロースかヒレか。


これは好みの分かれるところ。

どちらの皿にも、小さなサラダがつく。
普通はキャベツの千切りだが、
こういった配慮もじつにうれしい。


テーブルには小梅とらっきょうが置いてあるのも、
気持ちが弾む。

また、湯のみなどの器が多治見のオタイという窯元のもの。
これは僕自身が30年以上も前に訪れ、
何種類か購入し、いまも現役というものなので、
これもうれしい気分となった。



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小さな心遣いだが、
それが大きな喜びを生み出すこともあるのだ。



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東京のとんかつ屋の心意気を感じた次第。




「丸五」
東京都千代田区外神田1-8-14
03-3255-6595

投稿者 geode : 10:09

2014年6月27日

「ビーフン東」 大阪・西天満・台湾料理

大阪西天満の「ビーフン東」は、
僕にとって青春の一軒だ。


かれこれ40年前に、
当時読売テレビに勤務する先輩に連れていってもらった。


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昼ご飯である。
頼むメニューはビーフンとバーツァンのセット。

ビーフンの汁か焼きを選ぶだけ。

この店を訪れると、自動的に
ビーフンとバーツァンのセットを選ぶ。

この日も、迷うことなくそのセットにした。




ビーフン
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姿を見ただけで心が揺れる。
当時の店の様子や、
そのときの情景が浮かんでくるのだ。

にんにく醤油を少したらすと、
ぐっと味わいがしまるというか濃厚さをましてゆくのである。




そこにバーツァンが登場する。
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びっしりと詰まったもち米。

中の豚肉のほどけ具合が見事だ。
もち米と豚肉などの一体感が食欲を高めてくれるのだ。




スープがついてくる。
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この二つを一緒に食べるとかなりのボリュームだ。

しかし、料理の美しさなど、
これからの時代を切り拓いゆく感覚を思う。

なんとも素敵なコンビネーション。




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気持ちのいいランチであった。





「ビーフン東」
大阪市北区西天満4-4-8 B1F
06-6940-0617

投稿者 geode : 09:01

2014年6月26日

「食堂おがわ その2」 京都・四条・和食

昨日に引き続きの「食堂おがわ」。

カウンターに12名。
多種多彩なメンバーが揃う。

全員の視線がカウンターの中に集中する。

始まりは、汲み上げ湯葉を寄せたものにだしをはる。
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上品な甘味が気持ちを和らげ、
これからの食事に期待が膨らむ。


カウンターで繰り広げられる鱧寿司。
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この姿を見ただけで、
みんなの気分が高揚しているのが分かる。




小川さんの真剣な眼差しも、素敵だ。
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この肉厚の鱧は徳島産。
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そのぼってりとした食感と、
それを受け止めるご飯のバランスのいいこと。

山椒の香りも心地の良い刺激となる。




夏を告げる長芋そうめん、オクラにじゅんさい。
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ツルッとぬるっとした口当たりで一気に食べてしまう。

鱧寿司のあとにこのそうめんは見事。




そして鱧の霜降り。
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ホントに皮目を少し炙っただけで、
このうえものない甘味がぐっと引き立つ。

骨切りも技術と火の魔術のよって生まれた逸品だ。




椀物はスズキの酒蒸しと潮汁である。
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これも夏ならではの椀物。




グジのオイル焼き。
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ウロコをパリっと焼き上げることで香ばしさが増し、
グジの旨みも凝縮される。




アワビと翡翠茄子の椀物。
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ショウガの香りもたっぷり。

濃度のあるだしも素晴らしい。





必殺手羽先の唐揚げ。
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これは手羽先を一夜干しするので
手羽先の味わいが濃厚となる。

それを揚げることによって閉じ込めるのだ。




そして昨日お届けしただし巻き玉子の登場となる。
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締めのご飯。
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新しょうがとイワシのご飯。




炊きあがりはこの通り。
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おかわり必至のご飯。




甘味はくずきりで。
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流れるようなテンポで料理が進み、
とても愉しい時間となった。





「食堂おがわ」
京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町204 1F
075-351-6833

投稿者 geode : 10:43

2014年6月25日

「食堂おがわ その1」 京都・四条・和食

何度もチャンスを逃し訪れることが
できていなかった京都四条にある
「食堂おがわ」の暖簾をようやくくぐることができた。

素敵な料理については明日詳しく報告するとして、
僕を誘ってくれた友人が「おそらく日本一」と評しただし巻き玉子。

それは見事なものでした。
「だしと玉子の割合は一対一」と主。
焼き上げた玉子焼きを巻き簀でしっかり整形する。

その熱さがこちらにもきちんと伝わってくる。


巻き簀からはずす。
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湯気が立ちのぼる。

この姿の美しいこと!





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喉が鳴るとは、こういった状態だと感じる。

そこからだしが流れ出る。





切り分け器に盛る。
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時間の経過とともにだしが器に溜まってゆくのだ。

これをほうばる。

熱さとともにだしの味わい、
玉子のこくが口の中を暴れまわるのであった。

視覚的な楽しみから食欲を満たしてくれる一品である。





「食堂 おがわ」
京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町204 1F
075-351-6833

投稿者 geode : 10:14

2014年6月24日

「魏飯夷堂 北新地」 大阪・北新地・中華料理

北新地にある「魏飯夷堂 北新地店」。

ここの小籠包は、クセになる味わい。
というのはあの皮の薄さ、
なかからあふれるスープなど、
ここでしか味わえない。


付き出しはキュウリ
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夏場に向い、塩分しっかりめ。




蒸し鶏
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葱と油がよく効いているが、
それに負けない鶏の力。




クラゲの酢の物
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定番の付き出しがつづく。




餃子
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見かけは普通だが、
口に入れるとなかからこぼれるジューシーさが半端ではない。

「これはすごいね」と同行者が驚く。




焼売が届いた。
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肉のつまり具合が見事だ。




さて小籠包
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上海小龍包
トリュフ小籠包
フカヒレ小籠包
かにみそ小籠包

なんといってもトリュフのそれは香り、
味わいともに比類なき。
これを食べたいためにやってくるほどの味わい。




フカヒレの姿煮込み
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当然のことのように美味。




エビチリ
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辛さは優しい。




春巻
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サクッとした食感が愉しい。




イカと野菜炒め
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甘みを感じる。




土鍋に入った熱々の麻婆豆腐。
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これも辛さよりうま味が強いタイプ。
白いご飯を注文。
ご飯との相性よし。




さっぱりとした杏仁豆腐でしめる。
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中華を代表するメニューだが、
その安定感が素晴らしい。





「魏飯夷堂 北新地店」
大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル1F
06-6346-8850

投稿者 geode : 10:02

2014年6月23日

「蕎麦・料理 あたり屋」 大阪・東三国・蕎麦

何年振りだろう。

東三国の「あたり屋」に出かけた。

急に蕎麦が食べたくなり、
「あたり屋」の蕎麦がきが脳裏をかすめたのであった。


まずはだし巻き玉子を頼む。
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だしのたっぷり効いた玉子焼きは、
これからはじまる「あたり屋」の世界に
食欲と期待を高めてくれるに十分な味わいである。


つづいて蕎麦がきがきた。
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醤油、塩、山葵がつく。

最初は塩で食べる。
続いて山葵を少しつけると
一気に蕎麦の香りと甘みが弾けるのだ。
驚くべき変化だし、
この蕎麦がきの実力を知らされたようだ。




天麩羅ざるそばの天麩羅が届く。
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海老二尾に始まり、
結構種類もたっぷり。
揚げ具合も見事である。

そこで蕎麦を食べる。いい相性だ。




そして季節メニューの加茂なすざるそば。
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これはつけめんタイプ。




温かいつゆに揚げ出しの加茂なす。
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ここに蕎麦をつける。
温かいつゆの絡んだ蕎麦が
口のなかで膨らみをみせる。

旨みが増すのだ。

加茂なすもつゆの味を吸い込み、深みが加わる。

満足感が全身に染み渡ってゆく。





お菓子は、はったいこの羊羹。
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懐かしの味わいに、気持ちもほっとゆるむ。




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ひさしぶりの「あたり屋」でいい時間が過ぎていった。





「あたり屋」
大阪市淀川区東三国5-11-22
06-6391-8585

投稿者 geode : 11:16

2014年6月18日

「茶味匠 清水一芳園 京都本店」 京都・東山七条・日本茶

京都・東山通に面した「茶味匠 清水一芳園 京都本店」は
日本茶の専門店である。
それに合うお菓子も扱えば、この季節氷も登場だ。

かなり熱い日が続いたので、氷を食べたくなった。

前から気になっていた「茶味匠 清水一芳園 京都本店」に向かう。

カウンターに座るとおしぼりと特製の冷茶。
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これが香り高く美味。
期待が高まる。




「初雪氷宇治」というのを頼む。
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これは宇治氷と小豆、
白玉が別々に供されるメニューである。

まず、宇治氷だけを食べる。
宇治茶の濃さをまず感じ、
そこから小豆と白玉を加えてゆく。
甘味と食感が変わる。
自分の好みの濃さや甘みを演出できるのが、
この「初雪氷宇治」の大きな魅力である。




店内には日本茶、中国茶、スイーツなどが並ぶ。
ここで販売される中国茶もおすすめだ。

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「茶味匠 清水一芳園 京都本店」
京都市東山区東大路通塩小路本瓦町665
075-202-7964




<お知らせ>

コラムにアクセスしてくださった皆さまへ

本日よりパリに来ております。
うまくいけば、
明日以降のコラムはパリからアップします。
難しい場合は 1週間ほどお休みさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 geode : 14:27

2014年6月17日

「長楽館 イタリアンレストラン コーラル」 京都・円山公園・イタリア料理


京都・円山公園にある「長楽館」。
由緒ある建物。

そこにある「イタリアンレストラン コーラル」のシェフ・永谷六方さん。
師匠は東京・広尾「アクアパッツア」の日高良実さん。

その師弟饗宴・共宴・競宴が開催された。
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スタートは、カンノーリというイタリアの伝統菓子のスタイル。
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それを付き出しにアレンジ。
空豆をうまく活かしている。




堀田さんから届いた徳谷トマトと茄子のテリーヌ仕立て
吉田牧場のモッツアレラを添えて。
(日高シェフ)
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このテリーヌの美味いこと。
野菜がこんなに高貴な味わいをもたらすのかという感動。




イベリコ豚ホホ肉のコンタディーナ。
(永谷シェフ)
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視覚に訴える力が大きい。
ここでも野菜と合わせることで
イベリコ豚が自在に動いている感じがする。




「ファゴッティーニ」下津井蛸のラグーと大徳寺納豆。
(永谷シェフ)
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ファゴッティーニはラビオリの一種で包み込むパスタ。
大徳寺納豆の香りと味が印象的だが、きちんとイタリアン。




「カヴァティエッディ」雲丹・海老・海苔のクリームソース
セロリとゆず胡椒の香り。
(日高シェフ)
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カヴァティエッディはプーリア州の故郷の味。
?伝統的手打ち貝殻型ショート生パスタ。
クリームの味わいに海の幸が加わることで、
何倍もの旨みが生まれる、
そしてゆず胡椒の力が偉大だということを知る。




アクアパッツア。
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これは日高シェフのスペシャリテ。
ハタを使ったアクアパッツア。
これはお見事というしかない一皿。




イタリアガルバーニ社 モッツアレラ ブッファラ
日高シェフ 永谷シェフ CPA藤谷とのマリアージュ。
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チーズ担当の藤谷さんが、
同じチーズを温製と冷製でプレゼンテーション。
面白いアプローチ。




和牛フィレ肉のロースト。(永谷シェフ)
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青森の短角牛。
見事な火入れで牛で香りをしっかり味わう。
花山椒も効いている。




ジャンドゥイアと大原有機卵のバニラジェラート。
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プチフール。
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愉しいコラボレーション。

それぞれのシェフの個性が生き、組み立て・テンポもよく、
テーブルの盛り上がりも見事であった。




「長楽館 イタリアンレストラン コーラル」
京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町604長楽館 1F
075-561-0001

投稿者 geode : 10:26

2014年6月16日

「アバッキオ」 大阪・谷町6丁目・イタリア料理

毎月開催される男性3名、女性2名の食事会。

男性メンバーは固定。女性は変わる。

今月はイタリア料理の会。
これもイタリアン、フレンチ、それ以外となってあり、
僕はイタリアン・フレンチ以外を担当である。

谷町6丁目の「アバッキオ」。
ここは15年前のレセプションに参加して以来だ。


琵琶湖の稚鮎のフリット。
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そえられた柑橘との相性が見事。

いいスタートだ。





本マグロのカルパッチョ。
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下にはパートフィロ。

グラスの中はうすいえんどうとずわいがに。
このコンビネーションがすこぶるよく、
一気に食べてしまっった。




丹波地鶏とフォアグラのテリーヌ。
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これが上品。




アオリイカのイカ墨のパスタ。
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イカ墨はソースにしてほうが香りはより感じられる。
打ち込むと味わいは深くなるのだが、香りはソースだ。




新タマネギのブカティーニ。
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パスタの食感とタマネギの甘み、
チーズのコクなどが悠然と一体感を醸し出している。




福井の穴子。
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これが肉厚でどっしりとした歯ごたえで、
そのあとに流れる旨みが素敵であった。




鹿児島牛のステーキ。
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ローズマリーやニンニク、
赤ワインのソースが牛肉に寄り添い、
あたかも包み込むようだ。
そのマリアージュも愉しめた。




デザートは三種からのチョイス。

ティラミス。
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カタラーナにはパイナップルのソルベ。
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チョイスした桃のミルフォイユ。
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瑞々しい桃の存在感。




エスプレッソ。
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パスタの感動、
それぞれの皿を盛り付けるセンスと
技術が流れるようなコースを作り上げていたのであった。




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集まったメンバーも盛り上がりをみせた。




「アバッキオ」
大阪市中央区谷町6-6-5 谷六コ-プ 1F
06-4304-2529

投稿者 geode : 11:10

2014年6月13日

「珈琲専門店 みのむし」 三重・伊賀・珈琲専門店


伊賀に取材に出かけた。

気になっていたギャラリー&カフェや伊賀牛、
うどんなどを取材した。

その途中で立ち寄った珈琲店。
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「みのむし」というネーミングがユニーク。




その中で出会った「特製 桃青・芭蕉コーヒー」には驚いた。
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メニューを読んだ途端、
ウインナーコーヒーだと思った。




そしてテーブルに運ばれてきた
コーヒーを見てびっくりである。
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トレイにコーヒーが2種並んでいる。

なんと、ウインナーコーヒーと
特製みのむしコーヒーに和菓子つき、であった。
こんなセットは初めてだ。

みのむしコーヒーは香ばしさが特徴に、
すっと喉を通ってゆく。
ウインナーはクリームがコクと甘味を添える。

みのむしコーヒーを頼んだカメラマンが
「ということは、ウインナーコーヒー150円ということですか」
とコメントしてくれた。

確かに計算ではそうなるのだ。




旅先での出会いである。

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「珈琲専門店 みのむし」
三重県伊賀市上野忍町2621
0595-21-3520

投稿者 geode : 09:32

2014年6月12日

「イタリア食堂 コロンボ」 京都・河原町丸太町・イタリア料理

開店当初に伺い、少し時間が経過。

久しぶりにドアを開けた。

同行は東京の編集者、スタッフ。


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前菜は軽くスモークしたカツオと
パーケナのスペット小麦のサラダ。
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燻製の香りがかすかに漂い、小麦の食感が魅力的。




牛タンのツナソース。
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ツナのソースが響いている。
牛タンの旨みが乗っているところが見事。




次は十八番。
タラコスパゲッティである。
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パスタの硬さ、ソースの分量、
タラコの味わいなどが麗しいバランスで、
ここならではの一品となっている。

このファンが多いというものうなずける。




万願寺唐辛子とリコッタチーズを詰めたメッツェルーナ 
三河産大アサリとセミドライチェリートマト。
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メッツェルーナは詰め物をしたパスタのこと。
セミドライチェリートマトの酸味がいいかんじだ。




短角牛 内モモのロースト 長崎のぶ太郎いも。
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このしっとりした火入れの妙。
のぶ太郎いもの甘さなどが印象に残る。




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カジュアルでありながら、
しっかりとイタリアンを食べたという満足感が
全身を駆け巡っていた。




「イタリア食堂 コロンボ」
京都市中京区河原町通竹屋町上る大文字町242
075−241-0032

投稿者 geode : 11:23

2014年6月11日

「ぎょうざ 歩兵」 京都・祇園・餃子専門店

京都・祇園で最近人気上昇中の餃子専門店。
切り通しに移転してから初である。


以前はカウンターのみの本当に小さな店であったが、
移転後はテーブル席もでき、少し余裕が生まれた。

カウンターで食べる。

壺きゅうり。
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少しピリッとした味わいが効いてきゅうりの味が強くなる。




シンプルなポテトサラダだが、
上に乗った黒胡椒が生きている。
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香り高い。




肉味噌もやしも注文。
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少し酸味を加えて混ぜあわせて食べる。




餃子は2種。

まずは一般的な餃子。
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ニンニク、ニラ入り。
カリッと焼けて表面の香ばしさと中の匂いがいい相性。




つぎがここの名物、生姜ぎょうざ。
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ニンニク、ニラを使わない。
これが花街には受けている。
これは醤油、ラー油、酢でもいいが、
味噌だれもまた味をまとめる力あり。

祇園という土地柄、
あまり匂いがきついのは好まれなかったりする。
そんな傾向をとらえた商品だ。




ひとりでふらりと入り、
空いた小腹を満たすのはありがたい一軒である。

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「ぎょうざ 歩兵」
京都市東山区清本町373-3
075-533-7133

投稿者 geode : 10:12

2014年6月10日

「仁王門 うね乃」 京都・川端仁王門・うどん店

京都に「うね乃」というおだし屋がある。

昆布、かつお、椎茸など天然の素材を使い、
だしの関するいろいろな商品を作っている。


その「うね乃」がうどん店を開いたのだ。
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おだし屋さんが、うどん店をつくる。
さぞかし美味しい "だし" だろうと想像する。




「最高のだしと最高の麺がそろっても、
おいしいうどんはできません。
やはり麺とだしのバランスなんです」
とご主人の釆野元英さんは語る。
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店を開くことになり、麺を打つ小麦粉を考え抜いた。
だしに合う麺だ。
だしをほどよく吸い込む感じが大切である。




普通うどんの場合、中力粉を使うことが多い。
それでは釆野さんが思うどんは打てない。
小麦粉の選定に予想以上の時間がかかり、
開店が伸びたぐらいだ。

その結果生まれた、細麺でやわらかいうどん。
そのうどんとだしの融合を楽しむのだ。




カレーうどんから。
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だしとカレー粉の相性は素晴らしい。




だしの効いたカレーうどん。
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これは日本人の郷愁を誘い込む。
まさにだし文化を持つ我が国ならではの献立。




そしてきつねうどん。
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きざみの揚げが入る。
だしの味わいがストレートにくる。
うどんにだしがしっかり馴染んでいる。
これもまた美味なり。




夜はうどんを使った鍋もあるようだ。
6月7日に産声をあげた「仁王門 うね乃」。

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「仁王門 うね乃」
京都市左京区新丸太町41
075-751-1188

投稿者 geode : 10:02

2014年6月 9日

「ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop」 京都・祇園・カフェ

尊敬するシェフから急に連絡があり、
祇園の「ZEN CAFE」で会うことになった。

もう10 年以上も前のことだ。
そのシェフのレストランで食べて以来、
何年かに一度は出会う。

シドニーとシンガポールにレストランを持ち、
世界中を飛び回る。

何日間か日本に滞在し、
京都で数時間余裕ができたので、会うことになった。


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この「ZEN CAFE」の2階は「昂」というギャラリー。

そこにも用事があるということで、この場所となった。





まずはカウンターに座った。
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長く伸びたカウンターから見える
中庭のグリーンが美しい季節だ。



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僕は少し早く着いたので、
前からずっと気になっていたフルーツサンドを注文した。
「今月からメロンになっています」とのことだ。

熟したメロンと軽い生クリームのバランスが程よく、
口の中での艶めかしい一体感が素晴らしい。




そこにコーヒーをいただく。
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やや甘くなった口の中を
香ばしいコーヒーがすっと洗い流してくれる。
いい心地だ。


シェフとギャラリーのオーナーが登場したので4人テーブルに移る。

そこでシェフの熱き語りを聞き入ってしまう。

日本の食文化をいかにするのか・・。

いろいろ話題は拡がるばかりだ。

あっという間の一時間強。

またの再会を約束して別れた。





「ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop」
京都市東山区祇園町南側570-210
075-533-8686

投稿者 geode : 10:11

2014年6月 6日

「センプリチェ」 京都・中書島・イタリア料理


京都・中書島のイタリアン「センプリチェ」。
この3月で開店一周年を迎えた、注目の一軒である。

カウンターで5名の食事。

スタートはグリーンアスパラガスのスープ 鶏のペースト。
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青味を生かした味わいに、鶏が旨みをプラス。
心地のよい始まりだ。




続くは、北海道産モッツァレラとメロン、ライムのゼリー。
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チーズのコクとメロンの甘味、ライムの酸味。
ギリギリのバランス確保。




このように引き出しを開けると
右から順番に用意されているカトラリーを使うことになっている。
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ビオ・トジーニの生ハムとアジ。
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アジは1日熟成で旨み強化。
生ハムの塩分で味を調整。
生ハムには赤ワインビネガーが少し塗ってある。




本日のサラダ スナップエンドウクリーム 
ドライトマトのソルベ 青柚子の香り。
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このサラダが毎月傑作である。
クリームとソルベを混ぜあわせる事で
ドレッシングの役割を果たす。
野菜ひとつひとつの味わいを際立たせ、
サラダを食べる喜びを生み出しているのだ。




自家製のパン。
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空豆を詰めたファゴッティーニ 
熊本県産馬肉のクリームとミモレット。
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空豆の香りが弾ける 第一のパスタ。
中に具材を包みこむタイプだ。




魚料理は
カツオのロースト 葱とリコッタチーズ、アーモンド。
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カツオは歯を入れると燻製の香りが強くなる。
リコッタチーズの旨みもよく合う。
葱の甘みは強烈なインパクト。




スズキとほんのりバジルの香るピュレで和えたタリオリーニ 
季節の葉野菜と生ハム添え。
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これもかなり塩分抑えめだが、生ハムの塩味やピュレの香りで
じつに優れた塩梅を作り上げるのだ。




サザエと淡竹、熟成煮豚のカヴァテッリ スープ仕立て。
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スープに移されたキュウリの味と香りが
今でも忘れられない。
カヴァテッリも印象的である。




肉料理は熊本県産 天草天龍鶏のロースト
フロマージュブランのクリーム添え。
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しっとりとした火入れされた天龍鶏の味わいは優しく、
身体に嬉しい感じがした。
フロマージュブランも効いている。




ウニと万願寺唐辛子の一口リゾット。
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このリゾットで終了のサインである。




デザートは、
ビワ、エルダーフラワーのジェラート、
蜂蜜レモンのソルベ カンパーニュのカリカリ添え。
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蜂蜜レモンの甘味がいい。
食感の差異も面白い。
エルダーフラワーのジェラートは初体験。




こちらは定番のキャラメルジェラートと
濃厚ねっとりプリン。
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エスプレッソを。
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小菓子。
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柔らかなメレンゲと生チョコ。
楽しみにあふれた食事であった。




西山シェフの塩の使い方からコースの組み立て、
素材の合わせ方など素晴らしい。




「センプリチェ」
京都市伏見区表町582-1
075-605-4166

投稿者 geode : 10:02

2014年6月 5日

「ビストロセプト 本店」 京都・三条室町・フランス料理

数週間前に「ビストロセプト」で
綾部の河北さんという生産者に出会ったのが、
今回の「大人の洋食ナイト」につながった。

「加茂茄子はフライがいちばん美味しいと思うのです。
 それに『セプト』のカレーは合うんです」

との河北さんのセリフに燃えたのである。

すぐにシェフの緒方さんにお願いしたのだ。

男性16名の食事。

キャベツのサラダ、マカロニサラダからスタート。
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これは4人前。

懐かしさに包まれる。




ロメインレタスと生ハム、
パルミジャーノのサラダ 黒胡椒風味。
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パルミジャーノが効いている。
テンションどんどんあがってゆく。



エビフライ・タルタルソース チューリップのカツ。
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これを見た瞬間「すごいな。旨そう」との声。



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全員ガツガツ食べている。



マカロニグラタン。
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「こんなんつづくと興奮するな」

「懐かしい」など

そして各人、自らの洋食体験を話す。



河北さんの生ニンニクペペロンチーノ。
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生ニンニンくで香りづけしたオイルを使うので、
香りが鮮烈、かつニンニクが甘い。



大人の極上ナポリタン。
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これは「セプト」の定番で、
デミグラスの味も効かせながら、
きちんと日本で生まれた洋食の域。

たまごをつぶして。

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クセになる味わい。



的鯛のピカタ デミグラスソース。
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このピカタもたまごしっかり、
そこにデミグラスの味が絡む。



ポークジンジャー。
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白いご飯が欲しくなるメニュー。
厚みが立派で噛みごたえあり。



尾崎牛のビーフカツ。
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この色合のなまめかしさ。

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かっつり食べる。



大人の極上ハンバーグ。
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いわゆる肉汁たっぷりのタイプ。



そして河北さんの加茂茄子カレー。
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加茂茄子をフライにすると味わいが濃厚になる。

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まずはカレーの味わい、
コロモのサクッとした感じ、
そして茄子のうま味とジューシィさを味わう。

愉しい一皿である。



オムライス。
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これで止めである。

流石にお腹は、かなりの状態。



デザートはバナナとイチゴ。
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しっかり食べて盛り上がった食事会。



「ビストロセプト 本店」
京都市中京区室町三条下る烏帽子屋町485番地
075-251-1211

投稿者 geode : 15:16

2014年6月 4日

「ますのすしミュージアム」 富山・南央町・日本料理

富山といえば「ますのすし」が有名。

仕事で同行のカメラマンが
「ますのすしミュージアムというのがあるんです。
そこで買える『ぶりかまのうま煮』が無茶苦茶おいしい。
お土産に買いにゆきません?」
と誘ってくれた。

工場と併設のミュージアムでは、
歴史などを学ぶことができる。

さて、そこで購入したお土産3種。
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こんなパッケージ。




今回は「ぶりかまうま煮」を食べた。
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常温でもいけるのだが、一度湯煎で温める。
なんと骨までサクッとしていて、十分食べられる。

一瞬骨が当たるかと思うのだが、
じつに柔らかく煮てあるのだ。

そこにだしの旨みが凝縮され
ぶりの脂分とあいまって「これはうまい」と叫んでしまう。




これは御飯のおかずである。
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熱々の白ご飯との相性抜群。
ついぺろりと食べてしまったのだ。




旅のお土産としてありがたい一品である。
カメラマンに感謝。




「ますのすしミュージアム」
富山市南央町37-6
076-429-7400

投稿者 geode : 10:43

2014年6月 3日

「草喰 なかひがし」 京都・銀閣寺・日本料理

3月、久しぶりに伺った「草喰 なかひがし」。

木村英輝さんののれんが印象深い。
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始まりは、蛸、ハマグリ、猪の実山椒、
頭芋、一寸豆、菜の花、蕪に干し柿など。
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ここならではのもてなし。
ハマグリ、つくし、キンカンなど。




その中の一品。
山葵の葉っぱで包まれたお寿司。
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白和えは、椎茸、こんにゃく、フキノトウがのっかり
春の苦味を演出しているが素敵だ。
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白味噌の椀。
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しじみ、とち餅、紅白かぶと、
これも中東さんの世界満載。




かまどで御飯が炊ける。

煮えばな、アルデンテ状態。
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甘味が強烈。




岩魚。
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中骨は素揚げをして全体を食べる。
なんとも荒々しくも上品な一品。




3月はひな祭り。
貝合わせを意識しての器。
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鯉は3ヶ月地下水で飼育し臭みを抜く。
辛味大根、水菜などの野菜も。




椀物はうど、金時人参、甘草、むかご、柚子、春キャベツ。
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そして春鹿のつみれだ。
季節感、土地の感じが素晴らしい。




ピントは悪いですが、鯖の2年熟成もの。
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なれ寿司。
クセがあるかと思うが、じつにこなれた味わい。




花山椒。
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若竹である。
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わかめの香りが秀逸だ。




なんとカラスミを酒粕で巻き、
付け合せはモリーユ。
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若狭の甘鯛に大徳寺納豆。
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田ぜり、甘草、ホウレン草などを揃える。
これも中東さんならでは。




メイン前の琵琶湖の小鮎。
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これが旨い。




すっと喉を通る野菜の炊合せ。
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御飯もすっかり軽やか。
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おこげも締めに。
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甘いイチゴ。
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金平糖。
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水なしの軽やかな味わい。




相変わらずの"なかひがしワールド"を堪能。

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「草喰 なかひがし」
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500

投稿者 geode : 10:34

2014年6月 2日

「七八」 京都・東山二条・日本料理

知り合いのお医者さんご夫妻に誘わて訪れた割烹店。

東山二条。
かつてすぐ側の予備校(現在は専門学校)
に通った思い出もあるところ。

また、今はは岩倉に移った「エヴァンタイユ」という
フランス料理店があったところでもある。

「七八」という店名が面白いと思って尋ねてみると
「番地なんです。以前の方もこの名前でした」とのこと。


アスパラガス、帆立、トマトに黄身酢。
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甘味と酸味のバランスでスタート。




椀物は油目と椎茸。
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脂ののった油目の旨みが
どんどん出汁に溶けこんでゆくのは素晴らしい。




造りは明石の鯛、津居山のアジ、串本のケンケン鰹。
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ケンケン鰹の味わいの濃厚なこと。




北海道の時しらず。
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時期を間違ったといわれる鮭。
これも脂がしっかりあって美味である。
ちょいとすだちを絞ると、その酸味でまたうれしくなる。




賀茂茄子の湯葉あんかけ。
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歯ごたえのある賀茂茄子に、
湯葉のとろみとコクがピタッと寄り添う。




丹波の白ばい貝に岩もずく。
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このもずくの存在感がすごい。




新小芋と穴子の炊合せ。
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このなにげない一品の柔らかな味わいが素敵だ。




締めは豆ご飯。
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赤出汁の豆腐は「賀茂とうふ 近喜」のとか。




おこげをおかわり。
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まさに水物。
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キウイとオレンジ。




とてもおだやかで安定感のある料理であった。

食べながら、いろいろな食物の話で盛り上がり、
愉しい時間であった。

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「七八」
京都市左京区岡崎徳成町7-8
075-771-7168

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