2017年10月31日

「珈琲いづみ」 鹿児島・荒田・コーヒー

各地でコーヒー店を訪ねるのが、旅の楽しみの一つだ。
鹿児島県鹿屋市で「マドリットカフェ」というコーヒー店の取材をした。
そこは大阪で世話になっている人のお兄さんの店だ。
「深煎りネルドリップ」という僕にはなんともうれしいコーヒー店。
その「マドリットカフェ」の豆は、鹿児島の「珈琲いづみ」から仕入れているという。

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いや「珈琲いづみ」の豆を大隅半島で販売したいというのも、店を始めた原因のようだ。
よって鹿児島空港から飛行機に乗る前に訪ねた。

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2017年10月30日

「おかき」 京都・葛野大路・焼肉

「おかき」に行きましょう!
滋賀県の「岡喜牧場」との関連とは全く気がつかず。
一階が精肉店になっており、そこでようやく理解できたのだ。

二階は座敷になっている。
男性6名である。
まずは牛タンがでる。
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2017年10月27日

「円かの社」 神奈川・箱根強羅・旅館

箱根の強羅にある「円かの社」。
この宿に本棚が導入されるということになり、それを担当するブックディレクターの幅允孝さんやプロデューサーなどが集まった。
食事をしながら本について種々の話題が飛び出し、刺激的な時間をすごした。
料理を担当する五十嵐 信幸さんも力が入る。

新潟の枝豆。
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香りと味の濃さは特筆ものであった。

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2017年10月26日

「清和荘」 京都・墨染・日本料理

京都・伏見の墨染にある料亭「清和荘」。
敷地は約1000坪、立派な座敷が幾つもある料理屋である。
じつは、その中に天ぷらカウンターが誕生したのが、確か昨年のこと。
亭主の竹中さんが、修行先の「つるや」で天ぷらを担当したことがあり、「清和荘」でも天ぷらを披露したいという願いが現実となった。
カウンターに座ると、見事に手入れされた庭を眺めることができる。
これだけでも贅沢な気分となる。

先付けは、鴨ロースにブドウなどから始まる。
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2017年10月25日

「魚津屋」 京都・五条御前・日本料理

京都・五条御前上る。周りに飲食店がそんなにある界隈ではない。
そこで長らく顧客に支持をうける「魚津屋」。
京都の割烹でも異色の存在である。
というのは従前の京料理とは方向性も手法も異なる。

まず、4種の酒肴が供される。
この日は、ごぼうのサラダ、大豆の白和え、コンビーフ、唐辛子の茎。
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酒好きには堪らないプレゼンテーションだ。

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2017年10月24日

「洋食おがた」 京都・柳馬場御池・洋食

洋食を食べたくなることがある。
そのときにまず頭に浮かぶのが、ここ「洋食おがた」のことが多い。
そして考えるのが、焼津からどんな魚が入っているのだろうということ。
焼津の「サスエ前田魚店」から魚が入るようになり「洋食おがた」の魚メニューが生き生きし始めた。

定番のキャベツのマリネのサラダ。
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2017年10月23日

「ワインと和食 みくり」 京都・木屋町二条・ワイン

木屋町二条、リッツ・カールトンの向かいにある「ワインと和食 みくり」。
京都ホテルオークラで永年シェフソムリエをつとめた西別富選さんがオーナとなり、名店で和食の修行を重ねた宮脇雅也さんが料理を担当する。
プロフェッショナルの二人が奏でる食事の時間を楽しんだ。

突き出しは、長芋かんに毛ガニ、赤ウニ、キャビア、土佐酢のジュレ。
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爽やかながらもインパクトあり。

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2017年10月20日

「土山人 北浜店」 大阪・北浜・そば

蕎麦屋の店頭に「新そば」という文字を見るようになった。
北浜の「土山人」も同様である。

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昼下がりである。
少し寒くなってきたので、温かいそばも考えたが、やはり冷たいそばにした。
ゴマ味噌ダレそば、を注文した。

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2017年10月19日

「煉瓦亭」 東京・銀座・洋食店

東京を代表する洋食屋の一軒。
池波正太郎さんご贔屓の店としても知られる「煉瓦亭」。

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昼下がり、一人ででかける。
「お二階にどうぞ!」という声のトーンが気持ちよく響く。
二階のテーブルでメニューを開く。
カツレツは決まっていたが、ご飯をどうするか悩む。
ひさしぶりにオムライスとする。

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2017年10月18日

「エルクコーヒー」 大阪・西天満・コーヒー店

日々の暮らしに必要なもの。
いろいろ考えられる。
僕にとってコーヒーは、その中でも重要なポジションを占めていると思う。
ほぼ毎朝、淹れるコーヒーは体調の確認でもあり、ある種の実験でもある。
そして、事務所で淹れるコーヒーは気分転換にもなる。

街の止まり木のとしてのコーヒー店もある。
その一軒が大阪・西天満の「エルクコーヒー」。
まず、深煎りネルドリップという、好みの条件が揃っている。
おまけに北海道・美瑛の「ゴーシュ」というお気に入りのコーヒー豆で抽出という条件まで整っている。
注文はほぼ「シナール・マンデリン」である。
深煎りの殿堂入りと呼びたいぐらいの焙煎度合い。そこから生まれる甘味と香りに魅せられる。

一人で訪れることが多い。
だが、そこにが知り合いがいることも多い。
「エルクコーヒー」で知り合った人達も多い。
いまやゆるいコミュニティが生まれているようにも感じる。

この日は一人でサンドイッチとシナールマンデリン。
サンドイッチはツナサンド。
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しっかり塩分がきいたサンドイッチと深煎りの相性はいい。

マスターと展覧会などの話をしながら午後の時間が過ぎてゆく。
わずかな時間だが、日々の暮らしに潤いを感じるときでもある。

「エルクコーヒー」
大阪市北区西天満4-6-5 イヅツビル 1F
06-7651-4036

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2017年10月17日

「マンジェ」 大阪・八尾・トンカツ

念願の一軒、八尾の「マンジェ」である。
トンカツといえば八尾の「マンジェ」と名が挙がる。

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友人が朝から並んでくれ、ようやく「マンジェ」のカウンターに座ることができた。
メニューを見るが、ほぼ友人のチョイスのおまかせである。

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2017年10月13日

「燕 en」 京都・八条口・日本料理

定期的に足を運びたくなる一軒。
京都駅すぐそば、八条口の「燕 en」である。

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いつ訪れても気持ちよく食事ができ、いい時間を過ごし、また来たいと思ってしまう。

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2017年10月12日

「ロティスリー桂樹庵」 神奈川・湯河原・フランス料理

10月2日湯河原に「ロティスリー桂樹庵」がオープンした。
コンセプトは、フランス人が毎日普通に食べているフランス家庭料理の店である。料理の監修はパリの一つ星レストラン「レストラン フレデリック・シナモン」のオーナーシェフ、フレデリック・シナモンさん。

10月2日から一週間来日。その初日に伺った。
このレストランのオーナーは、パリ在住40年のフードジャーナリスト、南谷佳子さんである。南谷さんのご両親が別荘として使っておられたところをレストランとしてリノベートしたのだ。

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まさに家庭的な雰囲気が満載である。

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2017年10月10日

「市川屋珈琲」 京都・五条馬町・コーヒー店

毎月 フルーツサンドは何だろうと気になる一軒。
先月の終わりに訪れたときは、長野パープル、マスカットに梨であった。

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ブドウの甘さに生クリームが程よく絡む。
そこに梨の食感が加わることで食べるリズム感が現れる。
視覚に訴えるインパクトの強さ。
口の中で広がる、重層的な味わいと食感。
フルーツが変わると印象も大きく変わる。
だから、毎月気になる存在のフルーツサンドなのである。

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2017年10月06日

「高台寺十牛庵」 京都・高台寺・日本料理

「高台寺土井」の地に「高台寺十牛庵」が誕生した。
中村外二工務店の手により、見事なリノベーションがなされた。

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庭の手入れも素晴らしい。

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2017年10月05日

「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理

赤ワイン・ソースの会である。
好事家がソース用の赤ワインを持ち込む。
そこでシェフは思いを巡らし、料理を組み立てる。
御所のすぐ東側。店内に入ると左側に厨房があり、そこにパンがずらりと並んでいる。

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これがこの「Droit ドロワ」のスタイルだ。

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2017年10月04日

「乃呂」 大阪・東心斎橋・洋食

大阪の東心斎橋。
かつては周防町と呼ばれた界隈に古くからある洋食店「乃呂」。
もう30年以上も前に、この店で「あん肝」を食べた記憶は、いまだに鮮烈である。

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主は研究熱心であり、初代の父親から学んだ料理観をきちんと引き継ぎながらも時代の感性を確実に取り込んでいるのだ。
この日は15名ほどの仲間が集まった。主におまかせのコースである。

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2017年10月03日

「さんさか」 京都・御池間之町・コーヒー

「この間、飲んでもらったインドがまだあります」と「さんさか」のマスターがすすめてくれた。
深煎りジャンキーの僕の好みを知ってのこと。
90cのインドを飲む。

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「何グラムですか」「18グラムです」と。18グラムという微妙な分量が興味深い。15でも20でもない18という分量、次回はそのあたりを聞いてみたい。苦味はあるが、すっきりというタイプ。すっとのんでしまう。

じつは、このマスター、アパレルの出身である。だが、コーヒー好きがこうじて「さんさか」を始めることになった。よって独学の徒である。
だから「さんさか」を訪れてもコーヒーよりファッションの話になることも多い。入店したときは数名お客さんがいたが、程なく帰られ、僕一人となった。

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