2019年05月31日

「燕 en」 京都・八条口・日本料理

「ライスセットにしましょうか」
この言葉が嬉しい。

つまり魚とご飯をセットにする。
寿司のスタイルということである。

始まりは空豆豆腐。
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青っぽい香りと味わい。
すっと胃袋に収まってゆく。

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2019年05月30日

「たかむら」 秋田・秋田・日本料理

二度目の「たかむら」。
5月ともなると、ずいぶん陽が長くなる。

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5月なのに暑さが身体にこたえる。

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2019年05月29日

「モリエール」 北海道・札幌・フランス料理

このレストランはいつも活気がある。
この日は、ギリギリの予約であった。
厨房に近いテーブルである。

サービススタッフが厨房に入り料理名を告げると「はい!」と元気な声が聞こえてくる。
厨房の一体感が伝わってくる。
これが、このレストランの素晴らしさの一つだと思う瞬間でもある。

しいたけのブイヨンが出る。
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熱々なのが嬉しい。「モリエール」スタイルだ。

白魚のフリット。大葉に包まれる。
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相当に熱いが手でつかんで食べる。
大葉の香りがふんわり香り、後に白魚の甘さがくる。

美瑛から届いたグリーンアスパラガス。
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卵は半熟状態でビネガー風味。
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その卵をよく混ぜてかける。
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パルミジャーノチーズとハーブを加え完成。
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チーズのコクやハーブの香りと一体となりアスパラガがランクアップだ。

次は真狩村のホワイトアスパラガス。
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これも露地ものである。

ソテーしラルドで香りと塩分を。
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シンプルだが、甘味が生きる。

厚岸の牡蠣フライ。
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自家製マヨネーズとタルタル。
セモリナ粉をつけてあるので食感が違う。

毛ガニのリゾット。
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毛ガニのエキスの泡に毛ガニ、そしてアメリケーヌソースのリゾット。
これもここの定番だが、舌が喜ぶ。

レモンティのソルベ。
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途中でリキュールを加えるとまたさっぱりだ。

カブは炭火でこんがり焼く。
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十勝彩美牛のフィレ肉だ。黒毛和牛と乳用種の交雑種。
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味はしっかり香りも十分である。
ソースはボルドレーズ、黒胡椒、はちみつ、八丁味噌がつく。
その合わせも見事である。

ジャガイモのグラタン、ドフィノアもつく。
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これも嬉しい一品。

北海道のフレッシュ山羊のチーズ。
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トーストしたライ麦パンにハーブ、黒胡椒、ハーブ。

石垣島のピーチパイナップル。
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40分ローストしたという。
バニラのアイスクリームと。温かなパイナップルが魅惑的だ。

ミニャルディーズはドーナッツ。
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ふんわりとした歯ごたえで美味。

イチゴとココナッツバター。
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これにはやられた。

トマトウォーターのソルベ。
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甘くしたトマトウォーターとトマト。
秀逸であった。

日曜日の夜。
満席状態で雰囲気も素敵であった。

「モリエール」
札幌市中央区宮ケ丘2-1-1 ラファイエット宮ヶ丘1F
011-631-3155

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2019年05月28日

「カフェ・ド・ノール」 北海道・札幌・コーヒー専門店

いまやすっかり札幌の定番となった「カフェ・ド・ノール」。
同い歳の従姉妹が、この店を教えてくれて以来、札幌にくると、ここのカウンターに座る。

JBLの大きなスピーカーとそこから流れてくるジャズに魅せられた。
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コーヒーはネルドリップ。
その淹れ方がじつに見事なのである。

一定のリズムを保ち、いつ訪れても同じリズムで淹れる。

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2019年05月27日

「リストランテ野呂」 京都・二条・イタリア料理

「青森の長谷川自然牧場の豚肉100パーセントの豚ミンチカツご用意します」という
「リストランテ野呂」の野呂和美シェフからのメッセージあり。

これは黙って見逃す手はない。
豚肉好き、カツレツ好きには心が揺れるお誘いである。

カウンターの上に張りがあり、艶やかな賀茂茄子が並んでいる。
綾部の河北農園の賀茂茄子だ。
「賀茂茄子も食べたい」と告げる。

まずは人参サラダとやや甘いジャガイモのポテトサラダ。
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2019年05月24日

「レストラン・アラジン」 東京・広尾・フランス料理

平日のランチ、それもかなりの豪雨。

そのフランス料理店は、満席であった。
東京広尾の「アラジン」というフランス料理店である。
オーナーシェフは川崎誠也さん。

まず供されたのは
フォアグラ入りのサブレ。
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コクのあるサブレはインパクトあり。

新玉ねぎの冷たいスープ。
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皿もスプーンもきちんと冷やしてあり、料理にかけるシェフの思いを感じる。

カリフラワーのムース、イタリア・マルケの黒トリュフ。
甘味もあり 胃袋が戦闘体制になる。
フォアグラのテリーヌはレンズ豆入り。
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改めてフォアグラはテリーヌが美味と感じる。
またレンズ豆との相性が素敵だ。

バターではなくパンにはリエット。
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これもうれしい。

パンはシャンピニヨン。
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最近、この形に出会うことは少なくなった。

生のホタテにセップ茸、それをちりめんキャベツで包む。
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酸味のあるソースが素材にも絡み、甘味を引き出す。

ホワイトアスパラガスと生ハムにはシブレット入りのバターソース。
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バターソースの力が生きる。

メインの仔羊を見せてくれる。
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真鯛のポワレ。
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アサリ入りのラタトゥイユ。
アサリが味をしめる。

仔羊の料理。
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ガツンと舌と胃袋を刺激してくれる。

イチゴとルバーブ
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アマレットのソース。
この合わせが、デザートへのスタートを切る。

オレンジのソルベと マルキーズショコラ&牛乳のムース。
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マルキーズショコラが秀逸であった。

エスプレッソ。
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ミニャルディーズ。
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料理の写真を撮っているのは僕たちのテーブルだけであった。
他のテーブルは、川崎シェフの料理を食べたいという人たちがいい感じで食事をしていた。

フランス料理が素敵な感じで根付いたと思う。
そして大人のレストランである。

「レストラン・アラジン」
東京都渋谷区恵比寿2-22-10 広尾リバーサイドG1F
03-5420-0038

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2019年05月23日

「TANPOPO」 大阪・北新地・鉄板料理

カウンター、それも鉄板で料理を作る。
そこで繰り広がられる姿に魅せられる。

北新地の鉄板料理「TANPOPO」のカウンターではいつもそんなことを思う。

冷たいジャガイモのスープには、イクラが入る。
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塩分とコクがきいている。

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2019年05月22日

「心根」 大阪・高槻・日本料理

日本料理の「心根」。
枚方氷室台から昨年末、高槻の山奥に移転。
なかなか訪れることができなかった。
5月になりようやく訪れることとなった。

高槻駅からみんなでバスに乗り、30分強山道を走る。
よくぞこのような場所にと感じる。
この古民家を素敵に改装した店内。
ここに入るだけで気持ちが新たになる。

5月ということで主題は立夏。

兜の器に菖蒲。
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2019年05月21日

「ristorante NAKAMOTO」 京都・木津川・イタリア料理

京都と奈良の中間、木津川市のイタリア料理店「ristorante NAKAMOTO」。
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久しぶりに訪れることとなった。
以前はオープン時すぐで、厨房も必要最低限のものだけであった。
その充実ぶりには驚くばかり。

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2019年05月20日

「カドヤ食堂」 大阪・梅田阪神百貨店・ラーメン

昨年6月、大阪梅田の阪神百貨店本店のスナックパークにオープンしたラーメン店「カドヤ食堂」。
「カドヤ食堂」といえば大阪屈指の有名店である。

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オーナーの橘和良さんは、これまで多数の商業施設からの要望を断り続けてきたが
「阪神のスナックパークでラーメンを食べたことが『ラーメン好き』になるきっかけになってほしい」
という気持ちで、出店を決めた。

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2019年05月17日

「祇園 末友」 京都・祇園・日本料理

桜の季節に訪れた「末友」。
玄関を入り、待合に向かうところは桜で演出。

お迎えは桜茶。
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ほっこりとする。

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2019年05月16日

「おたぎ」 京都・鷹ヶ峰・日本料理

北大路から鷹ヶ峰に移転してもうすぐ一年が経つ。
移転後は一軒家である。
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店前の駐車場もたっぷりあり、場所がら車で訪れる人も多いのだろう。
この日はカウンターが満席で、奥のテーブル席での食事。

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2019年05月15日

「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理

ずらり並んだナムルは圧巻である。

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2019年05月14日

「にしぶち飯店」 京都・東山・中国料理

京都・東山にある中華料理「にしぶち飯店」。

独自の道を歩み続ける料理人、西淵健太郎さん。
料理の世界を常に広げる料理人である。

一皿目からの攻めてくる。
ホタルイカに長芋、ウニにビーフン、そして黒酢のジュレ。
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ビーフンはホタルイカの肝と和えているので色がやや褐色。
この一皿からのインパクトは胃袋にパンチを与える。

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2019年05月13日

「鉄板料理 花六」 京都・ホテルカンラ京都・鉄板料理

ホテルカンラ京都が改装し、大きくなって数年経過する。

一軒のレストランが気になっていた。
「鉄板料理 花六」である。

鉄板焼きではなく、鉄板料理と名乗るところが興味をひく。
カウンターに座る。

まずは突き出しが出る。
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枡に入るグラスには新玉ねぎのフラン、桜海老と空豆。
季節感満載で、新玉ねぎのフランの甘さが印象的。

左手はサワラのエスカベッシュ
酸味と香りがいい、セロリのきんぴらも嬉しい。

右は京都和牛のロースト。
横のソースはバルサミコ。

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2019年05月10日

「石臼挽き手打蕎麦 むら木」 京都・西院・蕎麦

蕎麦が食べたくなり、記憶を辿っていると浮上したのが「石臼挽き手打蕎麦 むら木」である。

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何年前になるだろう。

訪れると「昨日〇〇さんが来られました」と。
一緒に番組を作っていた構成作家のことであった。
縁は繋がるものだと不思議な気持ちになる。

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2019年05月09日

「京、静華」 京都・岡崎・中国料理

平成の終焉とともに京都・岡崎の「京、静華」は一旦幕を下ろす。

浜松で「静華」という中華料理店を営み55歳で一旦営業を終了。
北京で再び中華料理を学び、一年後に京都で店を開いた宮本静夫さんご夫妻。

お二人の温かな気持ちに包まれていつも愉しい食事の時間を過ごすことができていた。
再開は9月だという。
席数は少し減らし、宮本さんがほぼ一人で調理をするというのが現状の情報である。
最終日の数日前に訪れた。

燕の巣のスープ。
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清湯である。品格があるとはこのような味わいのことか!

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2019年05月08日

「間-MA-」 京都・大宮九条・茶の店

東京の食いしん坊から教えてもらった、東寺の近くにある個性派な一軒。

「間-MA-」という茶をテーマというかコンセプトにした空間である。

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カウンターでは昼の膳が楽しめる。
茶房では「日本の茶」の様々な形が味わえる。
セイロンのように日本の茶も世界に冠たる産地であることを証明するような一軒なのだ。

一軒と記したが、空間によってコンセプトが異なる。
茶の香りを使ったアロマを提供するコーナーもある。

また敷地内の蔵は、セレクトショップのような古書店。
嬉しいのはセレクトが素敵なのと値付けが極めて良心的だ。
ここは通いたくなるぞという予感がした。

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2019年05月07日

「麺屋猪一」 京都・寺町仏光寺・ラーメン

行列必至の人気店「猪一」が移転した。
といっても、わずか数十メートル北に移っただけ。

スッキリした店内はコの字型のカウンター。
なんと二階には製麺室がある。
つまり自家製麺になったのだ。
1時間で約100人分は可能という。

まずは気になる自家製焼売を頼んだ。
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結構サイズも大きく迫力がある。
具材は豚ミンチ、椎茸、筍、玉ねぎに自家製調味料ということ。
味付けはやや濃厚でそのまま食べても楽しめる。
具材が醸し出す食感がゴツゴツとあたり、それが食欲を盛り上げる。

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