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2023年03月10日
「anu」 大阪・扇町・イタリア料理
「anu」になり、カウンターを囲むスタイル。
厨房の動きが、じつにキビキビとしており、こちらのテンションが上がる。
この空気感は貴重だと思った。
メニューには食材名だけ記されている。
ポロネギ
塩と水のみで仕上げる。
舌を転がすような甘味と粘り。
ポロネギのサイズにも驚く。
カマス
カルパッチョ
かぶらのすり流し
大根数種 千枚漬け
そこにカマス。野菜とカマスのハーモニーが新鮮。
玉葱
バスク風チーズケーキ
この大胆な発想
玉葱をキャラメリゼしたソースにパウダー
玉葱の甘味を巧みに生かしたメニュー
毛蟹
毛蟹はカッペリーニ
カッペリーニは冷製パスタのイメージがあるが熱いのもいいなと感じる。
白子のコクが素敵なソースとなる。
牡蠣
キャベツとジャガイモのすり流し
ソテーした牡蠣
焦しバター ケール
この重層的な組み合わせ
牡蠣のプルんとした感触が主役だと改めて実感
牛蒡
カウンターに届いた瞬間に牛蒡の香り
その鮮烈さに感動を覚える。
パスタの温度が、その香りを強調する。
鰤
鰤大根の再構築
無水鍋で大根は火入れ なんとも甘いこと。
鰤に寄り添いながらも主役と同じ印象を与えてくれる。
クレソンや柚子の香りもよし。
チェリバリー鴨
ソースにはアマゾンカカオとビーツ
これがすごくいい相性
チェリバリー鴨の味わい 野生を感じさせる
金柑のリゾット
4種類のチーズ
ゴルゴンゾーラ エポワス ソーワ パルミジャーノ
チーズの異なる塩味、酸味、コクに金柑がアクセント。
楽しい一品。
冬恋
アップルパイ 冬恋はブランドリンゴ
サツマイモとの合わせも心地が良い
エスプレッソに黒糖と黒胡麻のフィナンシェ
攻めの料理が続く
これからが楽しみである。
「anu」
大阪府大阪市 北区同心2丁目4−25T.D.M 1F
06-4800-4888
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投稿者 geode : 10:00
