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2023年03月08日

「イルフィーロ」 京都・木屋町御池下る・イタリア料理

イタリアン割烹「イルフィーロ」である。
基本のメニューはあるが、それを自由自在に組み合わせ、量も調整できるのがありがたい。

 

この日もカウンターに座りメニューを決めようとしていると
厨房にグラタンドフィノワが目に飛び込んできた。


「出来立てですね。熱々のドフィノワ、いいですね」
「食べられますか」
「はい」
ということで、熱々のグラタン ドフィノワを食べることができた。
いつもは料理の付け合わせとして登場するドフィノワ。

単品で食べると、その熱さとコクがいい感じ。
なんか徳をした気分である。

 

氷魚とフキノトウ とメニューにあった。

これはフリットにしてもらった。
まさに春を告げる一品。
氷魚は鮎の稚魚。
微かな苦味がある。
フキノトウはほろ苦さ。
シャキシャキとした食感もうれしい。

 

金柑とリコッタチーズ

これはトルテッリというパスタに。
トルテッリの中にリコッタチーズとサイの目切りの金柑が入る。
甘酸っぱい香りとリコッタの風味が見事に閉じ込められる。
あっという間に胃袋に収まってしまう。

 

水牛のモッツァレラとトマト

イタリアンの定番 カプレーゼ。
水牛のモッツァレラの深みと濃い味わい。
トマトは結構酸味のある味わい。
このバランスのよさ。
やはり定番が持つ力強さを楽しむ。

 

仔牛のフリット

仔牛だが、味わいの深さを感じる。
フリットにすることで味の凝縮感。
レモンをしっかり絞ることで酸味の大切さを知る。
味わいが一気に爽やかになる。

 

温野菜のサラダ

温かくすることで野菜の甘味がます。
ここで口の中をリセット。

 

締めのパスタ

ポルチーニとクリームのパスタ。
これはうっとりするぐらいの味わい。
締めを飾るにふさわしい。

 

デザートはボネ

チョコレート風味のココアプリン
濃密な味わいがとどめをさす。

 

 

ここは数多な組み合わせがあるので飽きることがない。
だからいつ訪れても新鮮ということ。

 

 

「イルフィーロ」
京都市中京区木屋町通御池下ル上大阪町519-1F
075-221-2788

 

 

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投稿者 geode : 10:00