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2008年10月07日

「霧下」   京都・八坂・蕎麦

今年の3月、京都祇園の石段下の暖簾を掲げた蕎麦屋さんです。

昨日(6日)にアップした「京、静華」も今春開店で、
京都の前は静岡県浜松市で店を持っていた料理人です。
なんと、この「霧下」もかつて浜松市で蕎麦屋を営んでいたとか。

ここは知り合いの道具屋さんに教えてもらいました。
彼もまた料理人からの情報だということでした。

喫茶店であったところを居抜き状態です。
カウンターとテーブル席が一つ。
テーブルの横には蕎麦打ち台と、各種メッシュの異なるふるいが置かれています。

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「信濃町黒姫高原で蕎麦を植えてもらって、その蕎麦を使っています。
 新蕎麦はもう少ししてからです」とのこと。
天日干しの蕎麦を自家製粉で出されています。

天ぷら付きの十割そばをお願いしました。
粗挽きは売り切れでした。

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十割そばは決して洗練された佇まいというわけではないですが、
野生の旨みをたたえた味わいです。

08100712.jpg

まあ、そばが本来もつ荒々しさや無骨な食べ物という印象を受けたのです。

ご主人もかなり気さくで、
いろいろ話しながらリラックスしてそばを食べる、そんな時間の流れでした。

霧下
京都市東山区祇園石段下南入る西側 祇園ケントビル1階
075−561−0306

門上武司食研究所サイトに

9/05 付、
 ☆『海外通信』Torino 通信 Vol.12
  全イタリアを覆うローコストブーム
公開しました。↓

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www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

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www.kadokami.com/

投稿者 geode : 01:33