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2023年03月15日

「てんぷら永春」 京都・堺町二条・天ぷら

天ぷらというジャンルがどんどん進化する。
きっかけは静岡の「成生」だと思うが、その波が広がっている。

 

随分前に出かけた「永春」という天ぷら屋のご主人の話が面白かった。


久しぶりの再訪である。
昼間のお任せとした。

 

薬味は塩、醤油、天つゆ、塩麹とある。

 

万願寺唐辛子

比較的薄ごろも
万願寺の甘味をうまく引き出す。

 

椎茸

これは笠の部分をしっかり揚げることで
香りの存在がより明確になる。

 

琵琶湖のワカサギ

ほろ苦さと温度のバランスが程よい。
季節の賜物である。

 

琵琶湖の川海老のかき揚げ

サクッとした食感の向こう側から
甘味が起き上がってくる。
コクもあり。

 

メヒカリ

これはメゴチのように揚げることで真価を感じる。
火入れで香ばしさが際立つ。

 

レンコン

これは大地の味わいと香りを楽しむ。
値打ちありだ。

 

三度豆

春らしい青い味わいを感じる
三度豆の味わいに嬉しさを感じる。

 

キス

ころもの感覚が変わってきた
ガリっとのあと サクッとになり
キスの風味が舞う。

 


これは想定外であった。
肌理の細かさから生まれる味わい。

 

川海老 牡蠣 レンコン天丼

このアプローチも見事。

 

バニラアイスで終了

 

 

次回は夜の天ぷらを食べてみたい。

 

 

「てんぷら永春」
京都市中京区亀屋町167-1
080-3767-7500

 

 

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======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00