« | メイン | »

2022年12月21日

「みつき」 鳥取・末広温泉町・日本料理

鳥取には年に数回足を運ぶ。
今回はスーパーはくとに乗り、鳥取に向かった。
智頭を過ぎた頃から一面の銀世界となった。

 

夜は噂に聞いていた割烹「みつき」に伺う。
カウンターに3組 6名であった。

 

この季節、松葉蟹が供される。

 

うずみ豆腐から

うずみとは、うずまれるという意味でご飯の上に豆腐がかかり
ご飯が見えないような状態の料理。
ここではそれを模してご飯に白いお汁、雲丹、ふきのとう。
ふきのとうの香り、雲丹のコクなどが良きアクセントとなる。

 

トラフグ

白子のソースがかる
フグは太白ごま油で風味を添える
横にはフグのゼラチンで作った煮こごり
素敵な仕事であり、見事なアプローチ。

 

お椀は松葉蟹のしんじょ

しんじょは蟹三昧、ほとんどが蟹
白ネギの香りが舞う。

 

炭火で丁寧に焼かれた

焼き蟹 水分が甘い
これは現地ならではの味わい。

 

2本目

すだちを絞り、塩で食べる
また異なる甘味を感じる。

 

これは贅沢な一皿

蟹の味噌しゃぶ
蟹の味噌をたっぷり纏わせる蟹
これは蟹三昧という感じだ。

 

白甘鯛を焼き

熱々の油でウロコを立たせ 醤油で香りをプラス
その上に栗をふんわりどっさり削る
この栗の甘さと香りのある甘鯛の出会いに感動

 

そして蟹みそのリゾット

上にからすみをふる。
コクと旨味の大合唱だ。

 

揚げ物

蟹の爪
蕪は焼き味を含ませ揚げる
栗は渋皮煮を揚げる
うっとりである。

 

海老芋

これは大阪富田林の海老芋を5時間じっくり炊き上げる
しっとり肌理は細かく、味わい深い。

 

最後のご飯は

親蟹と大根の炊き込みご飯にせこ蟹の子も入る。
香りを楽しみ、味で感銘を受ける

 

しじみの味噌汁

 

出来立て本わらび餅

粘りと風味が違う。

 

 

満足の夕食であった。
季節が変われば、どのような料理になるのか楽しみ。

 

 

「みつき」
鳥取県鳥取市末広温泉町110
0857-23-2637

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

 ★ 【新着】和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)

https://youtu.be/QkyHq9tKuNc

辻 邦浩(音響空間デザイナー)

https://youtu.be/fxhUtkse7Jo

輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)

https://youtu.be/NFKgOaEHjEM

新保吉伸(精肉店サカエヤ)

https://youtu.be/FwzWzqmL6hQ

赤井勝(花人/かじん)

https://www.youtube.com/watch?v=VlSdDts_cMU 

梶高明(梶古美術)

https://www.youtube.com/watch?v=g5ZkyjBEYBw

中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)

https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc

村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)

https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60

 
 ======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00