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2021年08月25日

「日本料理 研野」 京都・東大路丸太町・日本料理

カウンターの上にどんと置かれた鯛。

「日本一の鯛と言われる明石の鯛です」と主人の酒井研野さん。
今春開店だが、すでに人気店の仲間入り。

 

スタートは冷汁。

平たく言えば冷たい味噌汁。
鮎の一夜干しを使ったこれが秀逸。
鮎の香りが加わることにより奥行きが生まれる。

 

炭台で焼かれる焼き豚。

味噌をプラスしたタレで焼く。

新レンコン、赤玉ねぎがいいアクセントとなる。
焼き豚も酒井さんが作ると、やはり和の雰囲気を感じる。
これはすでに「研野」シグネチャーメニューとなっている。

 

白トリ貝は少し炙っている。

最近、イシカゲカイと呼ばれることも多い。
甘味が充溢、付け合せのワカメとミズナもいい感じ。

 

冒頭にみた明石の鯛。

昆布締めとこの日の朝に届いたのが2種類。
塩とすだち、土佐醤油、肝醤油の3種類で食べる。
流石に鯛のポテンシャルの高さを痛感した。

 

椀ものは伝助穴子に松茸

味わいにボリュームがある。

 

鱧寿司

鮓めしにはすぐき菜が入る。
鱧と木の芽の香りが刺激的である。

 

炊き合わせは
賀茂茄子、冬瓜、里くわい、苦瓜など

冷たい炊き合わせ。

 

ソフトシェフクラブの唐揚げにチリソース

コースでこのような料理が出るといいアクセントとなる。

 

白いご飯にはおかずが多種。

鱧の子に佃煮、しらす、水ナス
きゅうり、大根、数の子

これはうれしい。

 

卵かけご飯でおかわり

 

たまご麺のラーメン

スッキリだが、スープは鶏、豚、牛でとる
カリマンタンの生コショウ一粒がきく。

 

ピオーネ、シャインマスカット、デラウエアなど
タピオカもプラス

 

コーヒーも素敵な味わい。

 

楽しく充実した時間を過ごすことができる。

 

 

「日本料理 研野」
京都市左京区岡崎徳成町28-22
075-468-9944

投稿者 geode : 15:52