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2014年10月16日

「グラン・ヴァニーユ」 京都・間之町御池・洋菓子

モンブランというお菓子がある。

フランス語で「白い山」を意味する。

これは栗をふんだんに使ったケーキ。

カップケーキ型にメレンゲ(ヴァシュラン)を置き、
その上に生クリームをホイップしたものを山のように形取り、
そのまわりに栗のペーストをあしらう。

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「モンブランはご注文をいただいてからお作りしますので、
 10分ほどお時間を頂きます」と京都の「グラン・ヴァニーユ」のマダム。

これはオーダーせねばならない。

モンブランが到着する前に、ケーキを食べる。

なんといってもここは師匠譲り(イデミ・スギノさん)の
ムースが軽くて印象深い。

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この日もチョコレートのムース系

口どけよろしくすっと食べてしまう。

それが終わったところに「モンブラン」が届く。

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「基本通りに作っています」とのこと。

口に含む。
栗の上品な甘みが拡がる。
クリームの溶け具合も見事だ。

下に敷かれたメレンゲ(ヴァシュラン)のサクッと感もうれしい。

じつは、僕はヴァシュランファンなのであります。

後口もじつに軽やか。

持ち帰りは一時間以内と。

このモンブランに出会ったことは大きな喜びであった。

「グラン・ヴァニーユ」
京都市中京区鍵屋町間之町通486
075-241-7726

投稿者 geode : 01:23