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2009年08月10日

「炭火割烹 いふき」 京都・先斗町・炭火割烹

元文藝春秋の編集者や作家、あまから手帖の編集者で
京都・先斗町の炭火割烹「いふき」に向かう。

スタートは午後5時半。
まずはウニの玉子豆腐から開始です。

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ほのかなウニの味わいが美味。
いい先付けですね。

もう一品、先付けが。
小鯛の昆布締めにのこぎりカニ。酸味が効いています。

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どうやらこのカニは「ノコギリガザミ」のことのようです。
結構濃厚な味わい。

椀物は、
鱧に松茸、アワビとやはり立秋を感じさせる椀種。

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でも外は蒸し暑い。
この椀物は少し秋を呼ぶ気配が漂っていました。

造りは淡路の鯛に鱧、ヤリイカです。

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鱧がねっとり旨し。イカも甘み充溢です。

小ぶりの鱧寿司が挟まれました。

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嬉しいですね。

焼き野菜です。これがなかなか秀逸。

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焼いたズッキーニ、焼きイチジクに味噌、新銀杏、鷹峯唐辛子、
赤万願寺などなど、目に飛び込んでくる美しさも鮮やか。
楽しい一皿。

焼き物は甘鯛を選びました。

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脂の乗りも適度で骨をしゃぶってしまいました。

酢の物は

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もずくです。

野菜の炊き合わせ。

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そろそろ終盤です。

〆のご飯は、

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鱧の炊き込み御飯です。

新潟の八色スイカ。

とにかく話題が次々に広がってゆくのです。
開高健さんのことや伊丹十三さんのことなど、
興味は尽きることのない宴でした。

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炭火割烹 いふき
京都市中京区先斗町四条上がる二十一番路地
075−211−3263

新著「スローフードな宿2」(木楽舎)が発売となりました。
04年に出版されて以来、数十軒探訪した宿から今回は30軒の紹介です。
是非ともご覧ください。

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門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://www.kadokami.com/

投稿者 geode : 03:15