
日本国内での落花生作付面積は、ピークであった昭和40年には66,500ヘクタールだったが、輸入などの影響で徐々に減少し、平成29年には6,420ヘクタールとなっているという。現在、国内の落花生流通量は、全体の9割が外国産で、国内産は約1割程度。そも国内産の内約8割が千葉県で生産されているそうです。
日本では沖縄県でかなり古くから栽培されているようですが、千葉県の落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷町(現山武市)の農家牧野万右エ門氏が神奈川県三浦郡中里村から種子を購入して試作したのが始まりとされています。
畑でゆっくりと自然乾燥された千葉県産落花生は、味の良さで消費者の強い支持を得ているそうです。
千葉県で主に栽培されている落花生は、千葉半立(ちばはんだち)、ナカテユタカ、郷の香(さとのか)、おおまさり、Qなっつの5種で、この落花生はナカテユタカを使用。
ナカテユタカは、子実はやや大きく、充実、色沢や粒揃いが良く、煎豆の食味もあっさりとした甘みもつ品種で、千葉県作付面積の26パーセントを占めているようです。
千葉県産の落花生はあちこちのメーカーからたくさん販売されています。その中で今回おすすめしたいのが、茨城県の谷貝食品さんの落花生。
ナカテユタカ種の中粒落花生のむき実を、フライにした無塩ピーナツ。油っぽくなく、無塩なので、健康を気遣う人も安心して楽しめそう。ただ100gで599calもあるので、やっぱり食べ過ぎには注意が必要かも。
「千葉産無塩ピーナッツ中粒」
株式会社 谷貝食品
茨城県筑西市関館283-10