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2019年5月 8日

「間-MA-」 京都・大宮九条・茶の店


東京の食いしん坊から教えてもらった、東寺の近くにある個性派な一軒。

「間-MA-」という茶をテーマというかコンセプトにした空間である。

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カウンターでは昼の膳が楽しめる。
茶房では「日本の茶」の様々な形が味わえる。
セイロンのように日本の茶も世界に冠たる産地であることを証明するような一軒なのだ。

一軒と記したが、空間によってコンセプトが異なる。
茶の香りを使ったアロマを提供するコーナーもある。

また敷地内の蔵は、セレクトショップのような古書店。
嬉しいのはセレクトが素敵なのと値付けが極めて良心的だ。
ここは通いたくなるぞという予感がした。


この日は昼間に出かけた。
カウンターで昼の膳をいただく。

筍、アスパラガス、水ナス、沖縄のゼンマイの利休あえ。
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胡麻を使った料理に利休とつくことが多い。
胡麻和えの感覚だが、水ナスとのバランスが素敵だ。



湯葉豆腐。
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湯葉の香りと食感がややざらりと感じる。
結構ボリュームもあり嬉しい。



椀物はのびるのしんじょ。
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出汁を含むとかなり淡い。
大豆、小豆、しいたけ、昆布を使う精進出汁である。
海外のベジタリアンやビーガンにも対応可能な椀物。
一口目は淡いが椀種との融合で仕上がる。



筍とイタドリの天ぷら。
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揚げ油はココナッツオイル。これがじつに軽やかですっきり。
そして筍が秀逸であった。
朝堀りだが、エグミやアクを全く感じることなく滋味が広がっていた。
玉ねぎとパプリカのソースの役割も大きい。



締めは茶飯である。
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玉露の歯が焼き飯に入った感じだ。
一口目から茶の香りがしっかり漂う。
これは逸品である。



ここから場所を茶房に変え、抹茶とお菓子をいただく。
小豆とカボチャのくず寄せ。
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抹茶はベルギー人のティアス 宗筅さんが点てる。
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小堀遠州が開いた遠州流である。



そのあと日本で作られた紅茶を飲む。
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非常にすっきりとした味わい。



一度では全容がわからなく、何度か尋ねるうちにここの良さがもっとわかるのだろうと思った。






「間-MA-」
京都市南区西九条比永城町59
075-748-6198

投稿者 geode : 2019年5月 8日 10:09